カリスマ編集者・石原正康さんの「手帳術」

幻冬舎編集最高責任者石原正康さんの名編集者ぶりは、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも紹介されたほど。
その石原さんの編集者として成功する秘訣のいの一番が、「約束を守ること」だそうです。

 

石原さんはそのモットーを守るために、手帳を上手に活用されて成功しています。
今日はそのノウハウを「人生を変える手帳術」より、ご紹介します。

 

☆カリスマ編集者・石原正康さんの「手帳術」
1,どんな人との約束であってもきちんと守ること。そのために約束したら即、手帳に書くこと。
2,相手が言ったこと、頼まれたこと、約束したこと、それらを全部、手帳に書き留め、守る。
3,手帳は肌身離さず持ち歩きいつでも開けるようにしておく。
4,書き込むときは要点のみをすばやく書き込む。
5,お酒の席ほど油断することなく手帳を手元に置いておく。
6,手帳を読み返して現在・過去・未来を振り返る。
7,スケジュールを書き込むときは、できるだけスケジュール帳の中でその時間帯に来るように書く。
  そうすることで時間の使い方、流れがサッと目に入る。
8,約束や相手の言った言葉まで即座にメモする。
  ざっくばらんな時でもいつでも企画のヒントを考え、思いついたことをメモする。
9,1日最低2,3回は手帳を見返し、自分の仕事のバランスをチェックする。

 

 

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堀紘一さんから、米山公啓さん、佐々木かをりさんまで、多くの著名人のノウハウが詰まっています。



新・知的生産の技術 デジタル時代の「切り抜きデータベース術」

大昔から情報整理と言えば、新聞の切り抜きが基本でした。
が、最近はインターネットの普及で、新聞切り抜きの価値は大きく下落しました。

 

しかしながら、それでも新聞の切り抜きには価値がある、と言うのが、
知的生産の技術研究会の竹内元一さんです。

 

「自分の関心事、テーマを見つけるのに意味がある」そうです。
竹内さんの「デジタル版「知的生産の技術」」より、ポイントを抜き書きしましたので、チェックしてみてください。

 

☆新・知的生産の技術 デジタル時代の「切り抜きデータベース術」
1、誰でも新聞記事データベースが使える時代になったので、新聞記事の引用を主体とした企画書作成等の、
  知的生産には大きな意味が無くなった。
2、今、新聞の切り抜きを行う意味は、「自分の関心事、テーマを見つけるため」である。
3、自分の関心事、テーマを見つけるための新聞の切り抜きの具体的な方法は、
  ①新聞でも雑誌でも構わないので、自分の何となく気になる記事を切り取ってみる。
  ②日付と媒体名を記入して、箱にでも放り込んでおく。
  ③この目的のためには、欲張って余り数多くの記事を切り抜かない方がいい。
4、表計算ソフトのシートの中に、一記事、一行で整理する。
  入れるデータは、年、月(日は要らない)、キーワード、記事の要約、これだけ。
5、入力が終わった記事は、捨ててもいいが、せっかく切り抜いたので、A4のファイルフォルダに入れて、
  期限1年で保存しておく。
6、表計算ソフトに入力した記事のリストは、時間順に並んでいて、全てが一行に要約されている。
  これらのデータは何らかの理由で自分が興味を持った情報が時間順に並んでいる。
  記事の一つ、一つは「点」の情報でしかないが、時間の流れに沿って、「線」の情報に変わっていく。
7、次に先ほどのデータから、有る特定のテーマの記事情報を、コピー&ペーストして、別のシートを作ってみる。
  このデータを見てみると、何となく気になって切り抜いたものが、どんなテーマにまたがっているか、
  どんな情報が時間順に並んでいるかが、明らかになってくる。
8、以上の過程を経て、自分の関心がある分野、テーマがはっきりしたら、記事データベースを活用して、
  より深い知的生産を実行できるようになる。

 

 

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↑以前の本ですが、今でも役立つ知的生産のネタが数多く詰まっています。



橘玲さんがこっそり教える「インフレリスクをヘッジする7つの法則」

バブル崩壊以後、ほぼ15年に渡って続いてきたデフレですが、
景気回復に伴って、やっとデフレ脱出、インフレの兆しが見えてきました。

 

その上、先日ご紹介した藤巻健史さんもおっしゃっている通り、
政府の莫大な財政赤字を解消するにはインフレしかないわけですから、
その意味からもインフレは遠くないようです。

 

そこで今日は、橘玲さんの「「黄金の羽根」を手に入れる自由と奴隷の人生設計」より、「インフレリスクをヘッジする7つの法則」をご紹介します。

 

橘玲さんがこっそり教える「インフレリスクをヘッジする7つの法則」
【原則編】
1、預貯金を取り崩して資産価値のあるモノを買う。
  代表的なものとして不動産が挙げられますが、金等も根強い人気がある。
2、預貯金を取り崩して株式を買う。
  モノの値段が上がると言うことは、商品を売って利益を得ている企業の名目利益も大きくなる訳なので、
  インフレに連動して株価も上昇していくはず。
  製造業、流通業、不動産業等の株式を保有しておけば、インフレリスクをある程度ヘッジできるはず。
3、円預金を取り崩してドル預金をする。
  ハイパーインフレでお金の価値が下がると言うことは、当然、為替は円安になる。
4、住宅ローンでも教育ローンでも信用取引でも商品先物でも何でもよいので、とにかく借金をする。
  インフレでは借金の実質負担は軽減されていくので、負債が大きければ大きいほど有利になる。
【実行のポイント】
5、過剰なインフレ対策をする必要は無い。本格的なインフレ対策は物価が上がり始めてからで十分。
  インフレへの転換点を当てることは、プロのエコノミストでもできないので、試しても無駄。
6、インフレリスクをヘッジするにしても、流動性の高い資産を利用すべき。
  予想に反してデフレが続けば地価や株価は下落し、不況下の円高が進行する可能性があるので、
  その際に素早く資産を売却できないと取り返しのつかないことになる。
7、貯蓄性の生命保険は利用しない。
  老後に備えて個人年金等に入っても、20~30年後に決まった額の年金を受け取ると言うタイプの商品は、
  インフレに対して全く無力なので。

 

 

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↑庶民のための「世の中の本当の仕組み」の本です。



日本株がダメなら海外ETFがあるさ!「海外ETFの魅力はコレだ!」

日本株について言うと、少子化の進展でなかなか上昇が望み辛い状況ですが、
海外について言うと、まだまだ人口増大期にあり、
国内経済の発展が期待できて、余り影響を受けない株もあります。

 

やっぱり、高度成長期にある国の株は「強い」ですね。
とは言って、そういう国の個別株は事情が分からず買いにくいのですが、
ETFなら手数料も安く、国全体の成長を買うことができます。

 

そこで今日は、「

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↑古い本ですが、わかりやすい本です。


」より、今注目の「海外ETF」の魅力を、ご紹介します。

 

日本株がダメなら海外ETFがあるさ!「海外ETFの魅力はコレだ!」
1,海外の証券取引所に上場している。
  通常の外国株式同様に売買が可能。
2,株価指数に連動しているため値動きや損益の判断がカンタン。
  通常の外国株式と同様に市場での「指値注文」が可能。
3,一般の投資信託に比べて保有コスト(信託報酬)が安い。
4,リスクを分散する効果がある。
  株価指数採用の全銘柄に投資するのと類似の効果があり、リスクを分散できる。
5,初めての外国株式投資に適している。
  値動きがわかりやすく、中身も透明性が高いため、初めて外国株式投資をする銘柄として向いている。
6,各種のリスクがある。
  価格変動リスク、信用リスク、流動性リスク、為替変動リスク、基準価格との乖離リスクなど。

 

野菜ジュースに豆乳を混ぜて飲むだけで体重が8キロ減った!赤星たみこさんの「ミネラル豆乳ダイエット」

ダイエット本のベストセラー「いつまでもデブと思うなよ 」で、著者の岡田斗司夫さんが勧めていたのが、漫画家・赤星たみこさんの「ミネラル豆乳ダイエット」です。

 

何たって、ただ野菜ジュースに豆乳を混ぜて飲むだけで、確実に満腹感が得られて、
ダイエットができちゃうと言うんですから、ぜひ、アヤカリタイもんです。

 

そこで今日は、赤星さんの著書「ミネラル豆乳ダイエット」より、
そのノウハウをご紹介します。

 

☆野菜ジュースに豆乳を混ぜて飲むだけ!赤星たみこさんの「ミネラル豆乳ダイエット」
1、朝食代わりにジュースを飲む。
  1日に必要なビタミン、ミネラルを朝とると、後の食事での満腹感が違う。
  目安は400~500cc。足りなければお腹一杯になるまで飲んでもOK!
2、一番はジューサーでのジュース。
  缶ジュースでもいいが、ジューサーだとビタミン、ミネラルの豊富さが違う。
3、豆乳をたっぷり飲む。美肌になれる。
  豆乳に含まれる大豆イソフランボンは、女性ホルモンと似た働きをする。だから肌の調子が良くなる。
4、ミネラル、ビタミンをたっぷりとる。満腹感あり。
  ミネラル、ビタミンが足りていると、少し食べるだけで脳が「もうお腹いっぱい」と満腹指令を出してくれる。
5、とにかく続けることが大事。
  ダイエットとは死ぬまで続けられないと意味が無い。これならできる!簡単だから。
6、時には市販ジュースを利用してもいい。
  忙しい時や出張先では、朝、市販の野菜ジュース200ccに豆乳200ccを混ぜて飲む。
  ボリュームがあって、昼まで空腹知らず。
7、組み合わせは自由。おいしくて飽きないはず。
  とにかくおいしい!まずいものはいくらダイエットでも飲み続けられない。
  いろんな野菜と組み合わせられるから、毎日飲んでも飽きない。

 

 

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↑ダイエットしたい人はとにかく必読の本です。本当に簡単で効果的です。



名著「脳が冴える15の習慣」が教える「書類整理のルール」

最近、勉強本ブームに並んで人気が続くのが「脳」ブームです。
脳の働きを知り、それをうまく応用することで、学習や仕事の効率を高めようと言うもの。

 

「脳が冴える15の習慣」は、そんななか出版された脳活用本の名著で、非常に実践的な内容になっています。
今日は同書のなかより、「書類整理のルール」をご紹介します。

 

脳の仕組みを応用したやり方なので、
非常に納得性の高いメソッドです。

☆名著「脳が冴える15の習慣」が教える「書類整理のルール」
1,書類等の整理について一番大切なことは、些末な選択・判断を効率化されるルールを持つこと。
  具体的には以下のとおり。
2,まず、読んでいない書類は1か所にまとめて積んでおく。
3,読んだ書類のなかで、理解できたものはその場で捨てる。
4,理解できたけれど、重要だと判断したものはAの場所に保管する。
5,読んだものの理解できなかった書類はBの場所に保管する。
6,Aの場所に保管してある重要な書類は、1か月ごとにざっと見直して、捨てるか、
  継続して保管するか判断する。
7,Bの場所に保管してある書類は、時間ができた時に再読する。
  (そこでまた、捨てるか、Aの場所に保管するかどうかを判断する)

 

 

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↑勉強本を読む前に読むべき必読書です。



長寿番組「美の壺」が教える「見たい、買いたい古伊万里購入マニュアル

長寿番組「美の壺」で定番ネタとして繰り返し取り上げられるのが、

焼き物ネタ。中でも中高年を中心に古伊万里の人気が続いています。

 

九州等では、もっと下の若い層でも普通に集めている人が沢山いますので、
その人気は根強いものがあります。

 

そこで今日は、人気番組をムック化した「NHK美の壺 入門編」より、
古伊万里購入のノウハウをご紹介します。

 

☆人気番組「美の壺」が教える「見たい、買いたい古伊万里購入マニュアル
1,美術館だけでなく骨董店、骨董市に行くべし。
  骨董店や市は手に触れられる貴重な場である。
2,骨董店主にはどんどん質問すべし。
  山のような生きた情報が得られる。
3,器は必ず了解を得てから手に取るべし。
  心配りが店主への好印象につながる。
4,自分の直感を信じ、まず1つ買ってみる。
  まずは自分の部屋に置いてなじむものを買ってみる。
5,専門店をいくつか見て、値段を比較してみる。
  骨董は相場で値段が決まる。専門店を何店か回ってチェックすべし。

 

 

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↑番組の入門書ですが、必携です。