コロナ禍でも安定した収益を上げているREITですが、
分配金収入を考えると、株式投資の配当より魅力的だ、と主張するのが、
「かめさん流スローな投資術」の著者のかめさんこと、亀谷保孝さんです。
今日は亀谷さんのREITの分配金収入が株式配当より魅力的な理由を、
「かめさん流スローな投資術」より、ご紹介します。
ぜひ、チェックしてみてください。
☆REITの分配金収入が株式配当より魅力的な理由
1,優良物件の家賃収入は景気変動の影響が限定的である。
2,都心の一等地以外でも、不動産賃貸契約には借り手から貸し手への差し入れられる入居保証金があり、
借り手が賃貸契約を期日前に解約する場合は貸し手が入居保証金を没収することができる。
このため、借り手が賃貸契約期間中に契約を解除する可能性は低くなる。
3,賃貸契約非更新には事前通知が必要なため、公表される予定分配金の誤差が少なく、
分配金収入の予測が立てやすくなっている。
4,近年はデフレ傾向が強いため効果は薄れているが、家賃のインフレスライド制が家賃収入を
下支えすると言われている。
5,REITは、利益の90%以上を分配すれば法人税が優遇されるため、株式会社のように利益を
内部に留保せずに、そのほとんどを投資家に分配する。
6,現物不動産は、建築後数年が経過するにしたがって、修繕費が嵩むようになり、運用効率が低下する。
しかし、REITは複数の賃貸物件を保有するため、築年数が分散され、現物不動産のような運用効率の
低減がない。