三輪裕範さんの「必ずアイデアを生み出すノート術」

週刊東洋経済」2008年6月16日号「最強の読書術」は、
充実した内容で読書家に大変好評でしたが、
中でも注目を浴びたのが、伊藤忠商事の三輪裕範さんの読書術です。

 

普通のサラリーマンが、日常業務をこなしながら、知的生産を行うことを可能にする、
ノウハウは多くのサラリーマンの注目を浴びました。

 

そこで今日は、三輪さんの著書「 ビジネスマンのための40歳からの本を書く技術 」より、三輪さんのノウハウをご紹介します。
ぜひ、チェックしてみてください。

 

☆三輪裕範さんの「必ずアイデアを生み出すノート術」
1、知的生産のための読書の基本は、本を読んだら抄録をノートにまとめる。
2、そのために、よい見出しをつける。
  抄録文を的確に表現する見出しをつける。
3、厚めのノートを使用する。
  新しくて面白いアイデアや着想を生み出すには、ある一定数の見出しや文章が必要となる。
  コクヨのキャンパスノート「100枚 ノー10b」を使用している。
4、抄録する本のページ数を書いておく。
  自分が書く文章の中で抄録に載せた文章を引用したいと思っても、ページがわからないと、
  引用文としての価値が下がってしまう。
5、抄録する文章は厳選する。
  抄録する前に、その本の中で赤線や◎をつけた箇所をもう一度サッと眺め、同じような主旨の文章が、
  何箇所かあれば、抄録するのはその中の1つに絞り込む。
6、手書きによって記憶する。
  読んだ後に手書きで抄録すれば、記憶も確かになり、読んだ内容を簡単に忘れることもなくなる。
7、週末を利用して抄録する。
  主に日曜日の午後、二時間くらい使って、その週に読んだ本の抄録を行う。
  抄録に使う時間は最大でも2時間まで。
  抄録は1週間に1冊とする。
 
  

 

 

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↑読書術とありますが、知的生産の本でもあります。