内田和成さんの著書「スパークする思考」より、「頭にレ点を打つ方法」

「仮説思考」のヒットで有名な内田和成さんの著書「スパークする思考」は、またまた発想のヒントに満ちた好著です。
今日は同書より、「頭にレ点を打つ方法」をご紹介します。

 

☆内田和成さんの新刊「スパークする思考」より、「頭にレ点を打つ方法」
1、常に問題意識を持つ。
  まずは仕事に関係のあることで興味のある分野を認識すること。
2、問題意識を持っていれば、何かと頭に引っかかることが出てくるはず。
  その際、頭にインデックス(印)を付ける、すなわちレ点を打つ。
3、読んでいる本や雑誌が面白ければ、まずは該当箇所に線を引く。
  ボールペンでもサインペンでもいい。とにかく手を動かすこと。
  視覚に訴えることが大切で、その後は何もしないし、忘れてよい。
4、読んだ内容に触発されて思いついたことがあれば、それは本の余白に記入しておく。
  書くものが何もないときは、本であればページの端を折り曲げる。
5、新聞や雑誌の場合は、切り抜きを行う。
  切り抜くためのはさみや時間がなければ切り裂いておく。
  手を動かして切り抜いたという行為が脳にレ点を残すことになる。
6、何か現象・事象を見て思いついた場合や、単におもしろいと思った場合は、
  メモをとるか写真に残す。
7、メモは専用のメモ帳を使っている。
  ロディアという10×7くらいの小型のメモ帳である。
8、写真はカシオの名刺サイズの薄型デジカメを愛用している。
9、人に話すのも極めて有効な脳に残す方法である。
  その内容を自分なりに反芻して人に話したことは、記憶に残りやすい。

 

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内田ファン必読の本です。