帝国大学教授にして大富豪「日本一の幸福者」、本多静六 私の「知的生産」を支える手帳活用法

帝国大学教授にして、大富豪と言う誰もが羨む「日本一の幸福者」である、
本多静六は数多くの著作を残しており、現在でも、その成功の秘訣を学ぶことができます。

 

今日は、本多静六氏の手帳活用の秘密を、書籍「本多静六のようになりたいなら、その秘訣を公開しよう」よりご紹介いたします。

 

本多静六 私の「知的生産」を支える手帳活用法
1、常に懐に手帳を入れておき、頭に浮かんだ全ての考案、工夫、研究課題、その他しようと思った事柄は、
  思いついたその折に、電車の中でも布団の中でも、必ずその要点を書きとめること。
2、人生とはこのような断片的な知識が集積したものに過ぎない。そしてそれらをカゴに入れず、
  逃がしてしまう人が、愚人または失敗者、落伍者と称せられるのである。
3、私の場合はルーズリーフ式の手帳を使い、下記のように8項目に分けて記載し、常に1センチ位の厚さに保ち、
  古い分から順に差し替えて使っている。
4、①「今日の予定」。一日の予定の全てを記入。出張や約束事を一目で把握できるようにする。
5、②「今後すべき用事」。優先順位はそれほど高くないが、重要な予定を記入。
6、③「緊急な用事」。優先順位が高く、重要な予定を記入。予定を消化したら、線で消していく。
7、④「課題」。自分の欠点を克服するため、守るべき注意点と金言を記入。
8、⑤「資料・教養」。仕事に関することや新聞・本・雑誌、人の話などから参考になるものを記入。
9、⑥「アドレス」。その日に会う人のアドレス、変更点のみを記入。(別にアドレス帳を用意する)。
10、⑦「今日の収支」。一日ごとに、収入と支出を計算する。月末ごとにまとめて処理。
11、⑧「一言メモ」。日記として、その日の反省点や気づいたことを記入する。

 

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↑薄い本ですが、どのページにも線を引きたくなる内容が沢山含まれています。