文化放送プロデューサー・清水克彦さんの「30分ジグザグ仕事術」

本田直之さんの「レバレッジ時間術」や以前ご紹介した勝間和代さんの「無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法 」等、出版業界には過去、「時間管理術」本がブームになりました。

 

その中の1冊として、見つけ出したのが「ひねり出す時間術」です。
著者の清水克彦さんは文化放送の社員にして、大学講師、コメンテーター、執筆業、と言う「お急がし氏」で、限られた時間の中で効率よく仕事をこなすためのノウハウをまとめてあります。

 

豊富な経験から抽出したノウハウですから、実践的なものが多く、
とくに30分ずつの時間割で気分を変えつつ生産性を上げていく「30分ジグザグ仕事術」は、読ませる内容です。

今日は、同書より、清水克彦さんの「時間管理術」をご紹介します。

 

文化放送プロデューサー・清水克彦さんの「30分ジグザグ仕事術」
1、1日の戦略は「馬上」「枕上」「厠上」の3つの「中」で練る。
2、朝一番の先手メールで時間が増えてくる。
  朝8時に出社したら上司・取引先に「報告」「連絡」「相談」メールを出し自分のペースで仕事をする。
3、「直感」は正しい。「熟考」はやめて「即決」を旨とする。
4、1日24時間を4つの時間に分けてメリハリをつけよう。
  「仕事の時間」「勉強の時間」「生活時間」「睡眠時間」に分けてみる。
5、ワンクール30分のジグザグ仕事で集中力を保つ。
  「頭を使う仕事」と「頭を使わない仕事」を交互に行うと、飽きないで効率よく仕事ができる。
6、1週間を自分だけの時間割を作ってみる。
   ①余り細分化しない、②最初に「勉強の時間」を確保する、③ゆとりを持たせる工夫をしておく。
7、常に「3分仕事」や「10分仕事」のリストを作って持っておく。
  例えば移動時間をニッチ時間と位置づけ、車に乗ったら何をするか予め決めておく。
8、15分以上考えるのは時間のムダ。
  15分で考えて15分で書く。いいアイデアが浮かばなければスパッと次の作業を行う。
9、満点を狙うのではなく70点を狙おう。
  人のすることには限界があり、100%目指して努力しても、78%できればいいほう。
10、1週間の中に「予備日」を作る。
  ①1週間の中で会議の無い日を選ぶ、②できれば月火でなく、水木金から選ぶ。
11、電話をかけて相手が不在なら、必ずこちらからかけ直す。
12、自分のキャパシティを知り、「いい人」顔をしない。
13、「自分でやった方が早い」は時間をロスする原因。
  「とにかく任せてみよう」があなたの時間を増やし、周囲の人間も成長する。
14、目標を決めたら毎日10分ずつでもやる。
  わずか10分ずつでも前に進んでおく習慣が大切。

 

 

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↑まとまった思想は無いですが、役立つ細切れネタが沢山入った本です。