大前研一さんが今イチバン注目している成功パターン「アービトラージを日本で成功させる方法」

最近の日本はすっかり成熟社会になってしまって、
その上ライバル企業も多いので、高度経済成長期のように簡単に儲けることはできません。

 

そんな厳しい状況下で、儲けたいなら、内外価格差のようなアービトラージを探すこと、と喝破するのが「ドットコム仕事術」を最近刊行した大前研一さん。

 

アービトラージとは鞘取りのことで、地域や時間による価格差を利用して安く買った物を高く売り、差益を得る手法を意味します。
今イチバン大前さんが注目している成功パターンだそうです。

 

今日は、大前研一さんの「アービトラージを日本で成功させる方法」を、
同書よりご紹介します。

 

大前研一さんが今イチバン注目している成功パターン「アービトラージを日本で成功させる方法」
1,狙い目は内外価格差が3倍以上の商品。
  目安は3倍以上。これだけあれば、輸送費や利益等を価格に乗せてもまだ、国内価格より安い。
2,高品質のモノだけ扱う。
  世界で一番品質にうるさい日本人には、現地メーカーが責任を持って品質保証するものだけ扱うこと。
3,デリバリーは国際宅急便を活用する。
  フェデラル・エクスプレスなら、荷物を受けてから原則世界中どこでも4営業日以内に届けることを保証している。
4,原産地が最も安いという先入観を捨てる。
  原産地よりも、最大の消費地が安かったりすることはよくあること。

  以上4つのポイントをクリアした企画なら、説得力を持った内容だと言える。

 

 

f:id:earlyworker:20211216115750j:plain

↑ノウハウ本なんですが、さすが大前さんのノウハウ本は一味違います。