神田昌典の第一法則!「商品の寿命を予測する」画期的な方法!

神田昌典さんの名著に「60分間・企業ダントツ化プロジェクト」と言う本があるのですが、この本は全てのマーケッター、経営者に読んでもらいたい名著です。

 

低成長下で、モノを売る戦略をどう立てれば良いのか?
画期的な方法論が述べられていて、目から鱗が落ちること間違いなしです。

 

今日は、その本の中から、肝中の肝と言える、
商品の寿命を予測する」方法をご紹介します。

 

結構厚い本ですが、この部分を読むだけでも、
買った価値があると言える位、大事なことが書かれています。

 

神田昌典の第一法則!「商品の寿命を予測する」画期的な方法!
1,どの商品にも導入期、成長期、成熟期、に分かれたライフサイクルが存在する。
2,基本的に商売は、成長期初期に参入すると成功する可能性が高い。
  比較的安い販売コストで、新規顧客を大量に獲得できるので、売って売って売りまくることが大切。
3,成長期前期を終え、成長期の中間地点で利益がピークとなり、減少し始める。
  後は下り坂となるので、広告費用や販促費を抑え、次の成長期を迎える商品の準備を開始する。
4,上記のようなライフサイクルのSカーブはほぼ統計上の正規分布図の曲線を描くため、
  導入期、成長期、成熟期は同じ年数となる。
  すると、導入期がどの程度、続いたのかわかれば、成長期がどの程度続くのかも分かる。
5,具体的には、まず、該当商品が初めて世に出たのは何年か?
  さほど正確な年度は余り必要ない。「この頃だったんじゃないかな」程度で充分。
6,次のような徴候が見られたのは何年か?
  ・同一年度にライバル会社の参入が目立った。
  ・市場価格が下がり始めた。
  ・成長が著しくなった(二桁の成長が二年連続で起っている)。
  ・何も宣伝しなくても商品の問い合わせが多くなってきた。
  ・チラシの反応率が急に高くなった。
7,導入期の年数は「6ー5」年となる。
8,例えば、導入期が三年あった商品は、その後、続く成長期も三年、成熟期も三年続くことになる。
  導入期の始まりをゼロ年とすれば、成長期の始まりは三年度から、そして成長期の折り返し地点は、
  四・五年ということになる。

 

 

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↑本当に60分で読めて、戦略力がつく本です。ウソみたい!