想像力を高めるノウハウとして確かな実績を持つアイデアマラソンの開発者、
樋口健夫さんの書籍「「金のアイデア」を生む方法」は、アイデアマラソンのノウハウがコンパクトに整理されていて、
非常に役立つ本です。
そもそもアイデアマラソンは、個人の想像力の向上のノウハウだったのですが、
最近では、樋口さんの努力で、集団にアイデアマラソンを導入し、創造性開発を行うノウハウが、開発されつつあります。
今日は、そのノウハウの一部を同書よりご紹介します。
☆職場にアイデアマラソンを導入して成功させる4つのポイント
1、ノートを統一させ、「会社ノート」を決める。
A5判のファイルノートがお奨め。用紙をファイルから外してスキャンし、PDF化しやすい。
ノートの最初のページに、企業の最高責任者の言葉を書いてもらうと効果的。
2、みんなでアイデアを出す。そんな共同意識を育てる。
アイデアマラソンを通して、発想の出し合いが助け合いになることを皆の頭の中に入れておく。
アイデアをリードするのは、時として若手だったりするので、若手と年長者が和気藹々として、
企業風土を良くする場合がある。
3、慣れるまで個人差を大らかに見守る。
最初から発想を幾らでも出せる人もいれば、難しく考えて考え込む人もいる。
悩んでいる人の方が、凄いものを書いたりすることがあるので、最初は大らかに見守りたい。
4、新人教育に取り入れ、ビジネス文書を書けるようにする。
3か月間、業務日誌を書き続けることで、誰もがしっかりした文体を書けるようになる。