仕事の生産性をストレス無く向上させることを目的にしたTIPS集、
東洋経済新報社さんの「HACKS!シリーズ」の第3弾!
「PLANNING HACKS」を読みました。
割と五月雨式にネタが並んでいるこのシリーズですが、
この本には2つ大ネタがあります。
1つが、「マイ・プランニング・システム」と著者が名付けた、
いつでも平均レベル以上の企画書を生み出すためのプランニングにおける「システム化」。
もう1つが、いきなりアイデアを出そうとするのではなく、
一度頭の中のアイデアを紙に書き出し、それを活用してより深みのあるアイデアを生み出す、
「アイデア二段階抽出法」と呼ばれるノウハウです。
今日は、以上2点を中心に、「PLANNING HACKS」で面白かったハックをご紹介します。
☆「PLANNING HACKS!」で学ぶ企画生産のコツと習慣
1,データベースには、日々のアイデアメモを中心とした変数的データベースと、
企画書の型等に代表される代入式的データベースの2種類ある。
2,過去の企画書は宝の山。ウケた企画書はデータベース化して「名作ファイル」として残す。
3,本や雑誌のレイアウトやチャートを集めて、見本帳をつくる。
4,企画書を書く際、まずは1人ブレストを行い、A4の紙に思いつくことをすべて書き尽くす。
5,1人ブレストが終わったら、外部のプロフェッショナル・アウトサイダーと話す。
6,プレゼンはイキなりパワポで作らない。必ず一度紙に書き込んでイメージングを行ってから実行する。
7,行き詰まったら携帯片手に街へ出る。カメラ・動画機能をフル活用して情報を集める。
8,1DAY1HACKSの法則。電車の中でアイデア・メモを溜めていく。
9,集中力は持続しない。それより自分の「集中のスイッチ」を日頃から見つけておく。
10,ヴィレッジヴァンガードやタワーレコード等、発想に刺激をくれる場所を持つ。
11,企画書を書く時は2つ一緒にやると効率的。一方で煮詰まったら、違う企画を考えているうちに、
悩んでいた点を無意識に突破できることがある。
12,企画書には「1シート・1オブジェティブの原則」があり、トップラインを読むだけでストーリーがわかるようにする。
13,企画書は上下にたった2本の線を引くことでかっこよくなる。
14,担当プロジェクトの専門用語を集めて、プロジェクト・ディクショナリーを作る。
15,プランニングを行う時は、関連図書を集めたミニ・ライブラリーを作ると、人が集まる場となり、情報が集まる。