大変手軽で便利な電子メールですが、
かと言って、通り一遍のメールばかりでは効果が望めません。
定型文の中に、「やるな!」と思わせる一文を織り込むことで、
電子メールの威力は倍増するはずです。
そこで今日は、書籍『ビジネスの文章・メモ・整理達人のテクニック』の「気遣いができると思わせるテクニック」より、効果倍増のメールの書き方をご紹介します。
☆気遣いができると思わせる!「eメールの書き方」
1,件名は曖昧にしない。
忙しい人は件名を見て重要度を判断する。曖昧な表現だと後回しにされる可能性が高いので、回答を待つ時等はプロジェクト名等を明記する。
2,なるべくスクロールさせない分量に、読み切れる配慮をする。
いくら長々と書いても料金が変わらないと言っても、読む方はウンザリです。
なるべくページを変えずに一読できる分量で書くよう心がける。
3,頼り過ぎると連絡ミスも起こりがち。万能でないことにも注意。
必要なら電話連絡も併用するバランス感覚も必要。
4,レイアウトを変えるだけで、印象が大きく変わる。
同じ内容の文章でも、長々と文字が連なるメールは、読む気を失うもの。
内容のまとまりによって分けて1行挿入するのが基本。
何か強調したい文があれば、1行だけで改行しても構わない。
5,日時や場所等は、■、◎等で目立たせると読みやすい。
6,言葉遣いの誤りは思う以上に目立つ。
信頼できる上司や先輩のメールをコピーして、必要なフレーズを使うのも手。
7,礼儀や文法等の基本を押さえた上で、感情のこもった文章を潜り込ませると、効果が非常にある。
気持ちを込めたフレーズを日頃からチェックして、上手に使うことが大切。