「株で大損した私の反省」著者・宇都宮滋一さんの投資術

夕刊フジの記者で、現在1億総億万長者プロジェクトと言うSNSを立ち上げていた、宇都宮滋一さんが書いた「株で大損した私の反省」を読みました。

 

宇都宮さんは、自宅を売って作った1300万円を株で大損して180万円にまで減らすと言う、どん底を味わいながら、数年で5000万年まで、資産を取り戻したと言う凄腕の投資家です。

 

何たって、記者とは言え、サラリーマンをやりながらの話ですからね。
何とか、あやかりたいものです。

 

そこで今日は、本書から、宇都宮さんの投資のノウハウをご紹介します。
基本的には、コツコツと損切り重視で儲ける投資術のようです。

 

☆「株で大損した私の反省」著者・宇都宮滋一さんの投資術
1,ポイントは「マーケットの真の主導株を探すこと」。
2,主導株を探すポイントは、四半期の収益が加速度的に増加していること、
  成功している新商品、サービスを持っていること。
3,この教えをもとに、毎朝、日経新聞の決算欄を熟読。3割以上増益の会社をスクラップする。
4,スクラップした企業は会社四季報で、事業内容、財務状況をチェックする。
5,その後、銘柄コード順に整理。
6,以上の作業を通じて数百銘柄の情報を頭の中にたたみこみ、さらに専門誌、アナリストリポート、
  雑誌の銘柄情報等で肉付けをする。
7,最後は、自分の直感を加味して、買うか買わないかを決める。
8,「この株だ!」とピンと来たら少しだけ買う。後はチャートを頼りに買い増す。
9,ポートフォリオの入れ替えは、数ヶ月から半年。
10,チャートで買う時は、「直近の高値を超えたら、買い」。上抜けする時のエネルギーが高いと尚更良し。
11,宇都宮投資術最大のポイントはロスカットの徹底。「10%下がったら絶対売る」。
12,全勝を目指さない。まずは3割バッターを狙おう。

 

 

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↑読みやすい文章なので小一時間で読めてしまいます。