1日を30時間に変える男の「会議を効率化する 企画会議の進め方」

株式会社ユニーク元代表取締役社長(現株式会社 pluszero代表取締役会長)小代義行さんの書籍「1日は30時間になる」を読みました。
タイトルのとおりタイムマネジメントの本です。

 

通常の時間管理の本とちょいと違う点は、
自分の時間の使い道を分析して、時間管理の効率を高めると言う手法なので、
非常に実践的で、すぐに自分自身に応用できる点です。

チェックシートや時間配分表等のツールが出てきますので、
自分の時間管理の問題点が浮き彫りになって興味深いです。

その他にも本書には仕事を効率的に進め時間を生み出すノウハウが数多く掲載されていています。
今日は、その中から「会議を効率化する 企画会議の進め方」をご紹介します。

 

☆会議を効率化する 企画会議の進め方
1,一般の企画会議の問題点は、一人が発言するときは、他の全員が聞いている状態にある点にある。
  そのため段々と前の人の意見に引きずられることが多くなり、出席者の自由な発想が阻害されている。

 そこで、全く新しい形の企画会議として、以下のような方法がある。

2,【テーマを決定する】メンバー選定のための最重要基準なので、できるだけ明確にする。
3,【メンバーの選定】テーマについて、様々な視点から意見を出せる人を選ぶ。
  ポイントは多様性。できるだけ色んな属性から参加者を選ぶようにする。
4,【アイデア出し】A4の紙を全員に配ってアイデアを書いて貰う。
  ここで大事なことは「制限時間を決める」こと。集中力が高まりアイデアが出やすくなる。
  制限時間は10分から20分が適当である。
5,【アイデアの把握】提出されたアイデアが書かれた紙をコピーして全員に配る。
  参加者は配られたコピーに目を通し、みんなのアイデアとそのレベルを把握する。
6,【プレゼンテーション】3分から5分で自分のアイデアをプレゼンする。
  同意見のアイデアについては説明を簡単にし、独自性の強い所のみ説明する。
  このとき、紙に書いた内容と話している内容のギャップをチェックすると、自分の意見がしっかりと持てているかどうかがチェックできる。
7,【まとめ】主催者が、全体のアイデアの採否についてコメントする。
  同時に、それぞれのアイデアについて、適切なフィードバッグを行う。

 

 

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 ↑何とも魅力的なタイトルです。非常に実践的な本です。