勝負カンがつくけど儲け方は書いていない株の本 「株で儲ける人の頭の中」

かつて、幻冬舎商法で新聞広告で大きく宣伝された、幻冬舎の書籍「株で儲ける人の頭の中」を読みました。
株の本なんですが、変わった読後感のある本です。
なぜって、具体的な儲け方が書いていないんです。
たしかに、「儲ける人の頭の中」、発想法は書いてありますが。

ただ、株で密かに儲けている人の勝負カンについては、よくわかる本です。
儲けた人の話を聞いて、ガタガタ言う前に、「買ってから」文句を言え。
そんな、ある種の株式投資の本質がわかる本です。

 

☆勝負カンがつくけど具体的な儲け方は書いていない株の本 「株で儲ける人の頭の中」
1,株で儲けた人の話を他人事だと思うな。
2,仕事の「がんばり」が必ず報われるとは限らない。
3,儲ける人は「メンツ」に拘らない。儲かると思えば、即、行動に移す。
4,儲ける人は目標がでかい。まず、10億円、これを目標にしている。
5,儲けの足かせになる負債(ローン)は決して持たずに、賃貸物件に住んでいる。
6,投資の勉強をする「時間」が無いと言うな。
7,「長い目で見て儲かればいい」はウソ。儲ける人はできるだけ早く結果を出したいと思っている。
8,株式投資や経済に詳しいことと、儲けることは別だと知っている。
9,投資に対するパーセンテージでなく絶対額で成果を測る。
10,株式投資は人に相談しない。万が一するとしたら、儲けている人に限る。
11,分散投資をするな、集中投資をしろ!
12,いつも変化を利益に変えてやろう、変化の波に乗って儲けよう、と思うこと。
13,新聞を読む時は、それを読んだ他人の行動をイメージして読め。
14,株価はランキング上位だけを見るな。新聞の株式欄で、株価一覧を見て全体から考えよ。
15,PERは過去の数字。PERが低くて割安だから株価は上がるのではない。
16,下げている銘柄に用はない。それよりも勢いのある銘柄に乗れ。
17,同じ業種の株なら必ず「浮動株の少ないほう」に投資せよ。
18,IPO(新規上場)銘柄は、1年後から本気になる。
19,株価は上昇に入る直前に、出来高が目立った多くなる。
20,儲ける人は、材料は出るか出ないかは予測できないと思っている。

 

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↑非常に読みやすい分かりやすい本です。