マネックス証券・松本大社長の「ハードワーカーのすすめ」

世の中こぞって、効率、効率の大合唱で、ビジネス書の方も、いかに仕事を早く終えて帰宅するかの指南書が花盛りですが、そういう風潮に一人、背を向けるのが、マネックスグループ社長の松本大さんです。

 

松本社長によると、人生は長いようで短い。40歳までが勝負で、それまでどう過ごすかで勝負が決まってしまうそうです。
松本社長の異端とも言える「ハードワーカー論」を「日経アソシエ」2004年12月21日号より、ご賞味ください。

 

マネックス証券松本大社長の「ハードワーカーのすすめ」
1,40歳までに人のポジションは決まってしまう。入社してから40歳になるまでの過ごし方が大切だ。
2,人の能力には大差は無い。人に無い能力を身につけようとしたり、資格をとっても差は余りつかない。
3,能力で差がつかなければ何でつけるか?それは「その仕事に打ち込む時間の長さ」である。
4,9時~17時勤務で7時間。9時~22時勤務で昼食をデスクでとれば14時間。倍働ける。
5,量をこなせば視野が広がり、チャンスに巡り会う可能性も高くなる。
6,実績を上げている人を「能力がある」というがそうではない。
  長時間仕事に打ち込み、それで得られたチャンスをモノにしたから成果が出せたのだ。
7,今の仕事だけに打ち込むのは怖いかも知れないが、1つの仕事に没頭するのが一番効率がいい。
8,40歳までの短い時間にあれこれ手を出す暇はないし、もし出してもモノにはならない。
9,本当のところ今の仕事をやりきれている人は余りいない。やりきる余地はあるし、必ず力はつく。

 

 

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