5年半で資産を500倍にした男 DAIBOUCHOUさんの本 

10年ちょい前の株式ブームの際に、数いるカリスマ投資家の中でもトップクラスの成功者、DAIBOUCHOUさんの書籍、「DAIBOUCHOU式 サイクル投資法」を読みました。

 

さすが、5年半で資産を500倍、200万円を10億円にした男の話だけあって、
単なるノウハウ本を超えた、ドラマを感じた本でした。

 

DAIBOUCHOUさんの投資ノウハウは基本的には、成長株投資で、成長株を見つけて、とにかく売らずに「持って」資産を何十倍にもしていく手法なんですが、
これが常人にはなかなか真似のできないものなんです。

今日は、同書よりポイントを絞って、投資ノウハウの一部をご紹介します。

 

☆5年半で資産を500倍にしたDAIBOUCHOUさんの投資ノウハウ
1,株式市場の評価はその企業の収益力で評価されることが極めて多く、
 いかに事業が成功していてもそれが収益力に反映されていなければ株価の急成長は見込めない。
2,だから、投資家は収益力を読み取る能力を身につける必要がある。
3,成長株にとって大切なのは、①利益が毎年増える、②利益率が高くなっていく、の2点である。
4,ただ、裏付けが必ず必要。企業のIRを分析し、なぜ利益が増え、利益率が高くなったのか、自分なりに分析して結論が出せるようになる必要がある。
5,不人気業種でも予想を上回る成長企業であれば市場は評価する。
6,どんなにいい成長株でもタイミングを逃してしまったら儲けは出ない。
7,相場には4つの段階がある。①大口の機関投資家が仕込む段階、②中小の機関投資家や、優れた個人投資家が気配を読み取って買う段階、③一番活況があって多くの個人投資家が参入する段階、④余りうまくいっていない個人投資家が集まる段階。この段階ではもう成長しきっている。
8,「業績に変化がないのに損切りをする」のはテクニカル的な発想で、成長株の発想ではない。
9,個人投資家機関投資家より有利な点は、いくらでも「持てる」点である。これを使わなければソン。
10,DAIBOUCHOU式売買スタンスの技術
  ①狙うのは割安成長株 PERが低めで、将来成長する可能性が高い銘柄。
  ②損切り、利益確定のポイント 損切りはほとんどしない。成長株の成長度に合わせて利益確定。
  ③約定のタイミング 買い・売りともに桁を増やさないように気をつける。

 

 

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↑とにかく読みやすく、DAIBOUCHOUさんの投資哲学に感心することしかりです。