なぜアナタはスケジュールの立て方が下手なのか?

なぜアナタはスケジュールの立て方が下手なのか?」なんて、いきなり言われたら頭にきますよね?
でも、誰しも思い当たる点があるのも事実でしょう。
よくこの手のビジネス書には、それなりのノウハウが書いてあって、読んでる最中は本に書いてあるとおりにやれば、さもすぐにできるような気分になりますが、実際やってみると、だいたい、できないものです。
これはなぜでしょう?
理由は色々あるでしょうが、私が気が付いた点は、スケジュールの中身の分類が未消化だったことです。
壷阪龍哉先生の「仕事は整理の速さで決まる」と言う本に書かれていたのを読んで、ハッとしました。
スケジュールって、実は、6つもの要素でできていたんですね。
それを知らずにスケジュールを立てていては、消化できずに失敗するはずです。
今日は、そのお話しをしますね。
ネタどころは、上記の壷阪先生の「仕事は整理の速さで決まる」です。

 

☆スケジュールには6つの要素がある。
1,JDI(ジャスト・ドゥ・イット) その場ですぐ処理できる仕事。
2,PEN(ペンディング) 明日まで持ち越す仕事。
3,REG(レギュラー) 定期的な仕事。
4,雑用 細切れ仕事。
5,PRO(プロジェクト) 複数の人が共通のテーマに向かい協同作業を行う仕事。
6,TRY(トライ) 自分の考えで決め、自分の意志でやる仕事。

 

 どうですか、結構、複雑に分かれていますね。
 大まかに分けると、仕事は、短時間でやるべき仕事と、時間を十分にかけて集中する仕事の2つがあります。
 上記の1~4は、短時間でやるべき仕事、5と6は、時間を十分にかけて集中してやる仕事です。
 仕事が遅い人は、だいたい、1のJDIが遅く、そのために、2が増え、その結果、3ができなくなっています。
 そうなると、当然、5と6も滞り、仕事がドンドン溜まってしまうのです。
 1~6の分類をよく考えて、1~4の仕事はできるだけ手早く片づけて、5と6に時間を傾けるようにしましょう。

 

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↑名著です。