伝説の京大教授、鎌田浩毅さんの理系式「ノートの取り方」

みなさんはノートをどのように使っていますか?
学校で教えてくれないせいか、ノートの使い方が下手な人が少なくないようです。

私は、人のノートを見るのが趣味で、仕事で一緒になった人によく見せてもらうのですが、余りうまい人を見たことはありません。

そこで、今日は、元京大教授の鎌田浩毅さんの「ラクして成果が上がる理系的仕事術」から、理系的なノートの取り方の極意をご紹介します。

理系式ノートの取り方と言うのは、目的に合った情報だけを効率的に習得するための、
ノートの取り方のことで、逆に目的外のことには全く無頓着な方法です。

 

☆鎌田浩毅さんの理系式「ノートの取り方」
1,記録する媒体にはメモやノート、ルーズリーフ等があるが、ノートは特に連続性のある内容を記録する。
  同一のテーマ、似たような内容で、連続的に情報を書き留めるのに使う。
2,基本的にノートはテーマ毎に分けて用いる。一冊の中に異なるテーマの内容は書き込まない。
3,書き出しには必ず日付と時刻を入れ、時系列に沿って記入していく。
4,テーマを必ず一言で記すようにする。キーワードでも可。できれば本でいう中見出しも書き込む。
5,ノートの表紙には、大きなテーマと日付を記入。表紙は便利なインデックスとして使うこと。
6,できれば中見出しも表紙に書いておくと、より内容が分かって後で便利。
7,ノートは速く書くことがコツ。そのためにはノートの罫線は無視する。消しゴムは使わない。
8,字は後で自分で読み取れる程度の丁寧さでいい。ページもドンドン贅沢に使う。
9,ノートを取る目的は、一次情報を自分の頭に固定することである。ノートの内容を要約するのは別の作業。
10,話を要約しながら聴いていると、別の頭が働きだし、頭の無駄遣いになる。

 

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↑何度も繰り返し読む価値ありの本です。