福島哲史さんのビジネスマンのための「書く力」養成講座

昔は黙々と仕事をこなしていれば良かったビジネスマンですが、
最近では発信力を身につけないとやっていけない時代になりました。

 

とくに、ビジネスマンは「書く力」を高めるべきだと、主張しているのが、
企業向けのコンサルタント、研修を行っている福島哲史さんです。

日々の仕事のメモやノートをドンドン書き付けていくことで、
自分の主張や意見が見えてくるし、問題の所在もわかってくる、
と福島さんは言います。
そのうえ、書く力がつくと、論理的に話す力まで高まると言うのですから、
良いことずくめです。

福島さんの書籍「「書く力」が仕事力を高める!」から、書く力を高めるポイントをご紹介します。

 

☆ビジネスマンのための「書く力」養成講座
1,週刊誌は文体を、月刊誌は構成を学ぶために読む。
2,オピニオンリーダーの寄稿は、出だしから意見の展開方法、結論への持って行き方等が参考になる。
3,タイムリーに同じテーマを取り上げるので、自分の見方と各誌の識者の見方を比べるのに便利である。
4,月刊誌は特集やテーマに対して、構成を立て、切り込んでいるので、その独自性を参考にしたい。
5,スポーツ新聞はコピーのセンスを参考にするために読む。
6,小見出し、タイトル、文中の出だし、末尾等、重要な所でパッと決める文章を書くのに参考になる。
7,コピーのセンスの勉強には、流行語やテレビCM、商品のちらし等からピンときたコピーをメモすると良い。
8,漫画、ドラマ、映画はストーリー展開を参考にするために見る。
9,おもしろい文章、コラムはまる写しにせよ。
10,おもしろいことを書くのではなく、おもしろく書くことが「書く力」である。
11,難しいことをわかりやすく書くことが「書く力」である。
12,難しい文章は時間がかかるわりに、得る所が少ないので、避ける方が無難である。
13,思想や理論書は、前書きをしっかり読み、その上で図解をしながらメモをとっていくとわかりやすい。
   良い文章であれば、段々と一つのことにまとまってきて、全てが一つの図で読めるようになる。

 

 

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