大きく書かれたアイデアはそれだけで良く見える、「考具」加藤昌治さんが奨める「アイデアスケッチの取り方」

よく、いいアイデアを思いつくには、思いつくままに、ポストイットに万年筆でアイデアを書き付け、並べてみると良いと言います。

 

たしかにこれは良い方法で、万年筆の筆圧の心地よさ、ブルーのインクの鮮明さ、ポストイットの移動の自由さが合わさって、意外なアイデアが思いつく経験を度々しました。

 

同様に、アイデアをメモにする時には、太いペンで白いA4の紙に書き付けなさいと言うのが、企画関係のヒット作「考具」で有名な加藤昌治さんです。

 

各界の仕事の達人たちのノウハウを寄せ集めた「19人のプロが明かす「仕事」論」と言う本からの抜粋ですが、ぜひチェックしてみてください。

 

☆「考具」加藤昌治さんが奨める「アイデアスケッチの取り方」
1,アイデアは、できるだけ太いペンを使い、A4サイズに、1枚に1案だけ書く。
2,大きく書かれたアイデアは、それだけで良く見える効果がある。
3,構えて書く必要はないが、アイデアの核となるパートはしっかり書くこと。
  イベントのアイデアなら、会場、出演者、ステージの美術、演出等、ウリになる部分をしっかりスケッチする。
4,アイデアの幅はあってもいいが、いいアイデアって、「要は・・・」とスッキリまとめられるものである。
5,枚数はあればあるほどいい。アイデアマンを自称するなら、20枚から30枚は欲しい。
6,ただし、20案の全てがハイレベルである必要は無い。下らないアイデアが混じってもいい。
  これは良いかも、と自信が持てるのは20案のうち、1つか2つ程度。
7,1人で考えることには限界があるので、何人かが集まって、アイデアスケッチの束を持ち寄って、チームでアイデアを出し合う「アイデア持ち寄り会議」を開くと良い。

 

 

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↑高橋俊介氏、岡本史郎氏、安田佳生氏、くらたまなぶさん、等々19人の達人たちのノウハウが詰まっています。