効果的なプレゼンテーションを実際に行うのは、なかなか大変なことです。
普通の人が普通に一生懸命プレゼンを行っても、聞く側はほとんど印象に残らないのが普通だからです。
そこで、誰にでもカンタンにできて、効果的なプレゼン手法は無いかと言うと、これがあるんです。
高橋征義さんという方が考えたでか文字プレゼンで、「高橋メソッド」と呼ばれる手法です。
特徴は、とにかく文字がでかくて、しかも文字だけでプレゼンが完結する点です。
スライド画面いっぱいに書かれた文字がデカデカとスクリーンに映し出される映像は、
迫力バツグン!一度見たら忘れないことウケアイです。
そこで今日は、高橋メソッドのノウハウを、「宝島」2007年7月号よりご紹介します。
☆究極のでか文字プレゼン!「高橋メソッド」を知っているか?
1,高橋メソッドは、完結な言葉の連続なので準備時間がさほどかからず、推敲しやすいのが特徴。
しかも、スライドの順番も適宜入れ替えることができるため、ストーリー展開も変更しやすい。
また、短い言葉なのでスライドに集中させやすい、等、メリットが盛り沢山。
2,通常のパワポの文字の大きさは、24か26,大きくても48ポイントだが、
高橋メソッドでは100ポイント以上を使う。
大きな文字を使うために、文字数が限られ、短い簡潔な言葉が使われるようになった。
3,高橋メソッドを成功させるコツは、美しいフォントを選ぶこと。これがダメだとみっともない雰囲気になって、
プレゼンが失敗してしまう。
4,高橋メソッドでのアウトラインの作り方はシンプル。発表する内容を考え、単語を並べていくだけでOK。
①最初に全体を考えて、トップダウンで項目を分割していく方法と、
②言葉を最初に集めて並べ替える方法がある。
が、自分の最もやりやすい方法を選べば良い。
5,大切な点は、プレゼンの最後のまとめに力を入れること。
まとめの内容を最初に決め、スライドを作り、そのまとめへ自然につながるようストーリーを決めておくことが、
プレゼンを成功させるポイントとなる。