昔から読書術本ブームは繰り返されていて、
「 読書は1冊のノートにまとめなさい 」のベストセラーを始めとして、様々な読書テクニックが紹介されて来ました。
そこで今日は国際ジャーナリスト・蟹瀬誠一さんの読書メモの作り方を、
蟹瀬さんの著書「 すべての情報は1冊の手帳にまとめなさい 」より、ご紹介します。
☆国際ジャーナリスト・蟹瀬誠一さんの読書メモ術
1、月に20冊位本は読む。
いろんなジャンルをできるだけ沢山読む。乱読を心がける。
2、読みながら気になったところにアンダーラインを引いたり、付箋を貼っておいたり、
ページの角をちょっと折る等して、印をつけておく。
3、そして読み終えた後、印を付けたところだけをもう一度最初から読み直して、
いいなと思った言葉を手帳に書き写していく。
4、改めて見直してみると、1冊読んでメモするのはせいぜい2つか3つしかない。
逆に言うと、1冊の本を読んで、重要なことを2つか3つ見つけられれば十分。
5、タイトルだけではなく、心に残るフレーズや感じたことを書き留めておくと記憶に残りやすい。
6、手帳にメモしておくのは、いつでも上手に記憶の引き出しを開けられるようにすることが、
目的なのである。
7、読書に限ったことではなく、美術館に行ったら、一番感動した絵のタイトルをメモしておくといい。
どんな絵なのか解説を加えたり、パンフレット等で写真を探して貼っておくのもいい。
8、映画でも演劇でも落語でも、見に行ったならタイトルだけではなく、2,3言の感想を添えて、
メモしておく。