山本真司式タイムマネジメントの極意

ベストセラー「40歳からの仕事術」の著書を持つ元ベイン&カンパニーの山本真司さんは、時間管理の達人です。

 

とくに、生産性の高い時間を作り出すノウハウには一家言お持ちで、
著書の中でもとくに人気の高いパートのようです。

 

今日はその山本式タイムマネジメントの極意を、「夢をかなえるプロフェッショナル手帳術」からエッセンスをご紹介します。

 

☆山本真司式タイムマネジメントの極意
1,スケジュールは全てPDAに集中させる。本業に加え、講演会、飲み会、すべて盛り込む。
2,業務はコア業務、準コア業務、コミュニケーション、事務処理の、4つのワークセグメンテーションに分ける。
3,コア業務は、①あるテーマに関して、問題意識を作る種まきの段階、②材料をインプットする段階、
  ③インプットされたものを熟成させる段階、④最終的なアウトプット、の4段階に分ける。
4,大切なことはゴールから遡っていつまでに何をどれだけ進めておくか目安をつけること。
  そのためにスケジュールにはTODOリストを記して、デッドライン・リストにすると良い。
5,準コア業務は、ミーティングやプレゼン、ディスカッションといったインプットとアウトプットの場のこと。
  これは淡々と時系列に予定を入れこなしていく。
6,コミュニケーションは、社内外のつきあいやプライベートなものも含めている。
  コア業務が忙しくない時に、自分で先にアポを入れていく。
7,事務処理は、社内メモや電話を書ける等のルーティンの仕事で、スキマ時間に処理してしまう。
8,忙しいと集中できるタチなので、常に忙しくしてヒマを作らないようにしている。
9,人間の集中力はせいぜい20分程度だが、15分もあれば考えをまとめたり戦略は立てられる。
  スケジュール帳を常に見て、どこにその時間を持ってくるか考えることが大切。
10,体調が悪い時はコア業務をせずに、単純作業に徹することも生産性の高い時間を維持するために必要。
11,先送りすると面倒な作業を早い段階で片づけてしまうと、ストレスが減って生産性が高くなる。
12,ただし、中長期の目標管理は3つ位に絞って常に頭の中においておく。

 

 

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↑他の手帳本には出てこない著名人のノウハウが多数掲載されていて役に立ちます。