物の定価には、大体2割から3割の売主の利益が含まれていますから、
利益が乗っていない中古を買うのが、お得なのは当たり前です。
とくに値段が高いマンションにおいては、それが顕著なのですが、
かつては、中古マンションはローン金額の上限が低めだったり、
返済期間が短めだったりして、使い勝手が悪く、なかなか中古マンションを
買うことは難しいものでした。
それが今では、国の政策で中古物件と新築のローン条件に差が無くなり、
一気にお得な中古物件を手に入れることができるようになったのです。
そこで今日は、単行本「晴れた日に傘を買う人はお金が貯まる」より、
中古マンションのメリットをご紹介します。
マンション売買を検討している方はぜひチェックしてみてください。
☆中古マンションのメリット教えます!
1、物件を事前に調査できる。
新築物件はモデルルームやパンフレットを見て、イメージで購入するしかないが、
中古物件はすでに物件が存在しているので、そんな心配は無い。
2、適用金利がブレにくい。
新築物件は住宅ローンを申し込んでから、建物が完成するまでに、半年から一年かかることもザラ。
それだと、実際に適用される金利は物件引渡し時の金利になるので、当初の予定よりも、
金利が高くなる可能性がある。
それが中古物件だと、金利の変動リスクをあまり考える必要がない。
3、新築より断然安い。
一番値下がりするのが新築から5年位で、およそ30%は落ちる。
4、好みの地域を選べる。
物件の売り出し地区は限られていて、マンションなら再開発が進むエリアに、戸建てなら都心から
若干離れた郊外に新築物件が集中する傾向がある。
その点中古は、売り出し地区が点在しているので、好みの地域で中古物件がゼロなどという
可能性は低くなる。