グーグルCIOが実行する情報整理術「不必要な情報はえり分けろ」

インターネットの時代になって、過去にも増して
私たちの身近にも情報が溢れる次代になってきました。

そんな時代はもちろん、溢れる情報に身を任せていてはダメ。
不必要な情報をえり分ける必要があるのです。

そこで今日は、書籍「グーグル時代の情報整理術」より、
グーグルCIOの「不必要な情報をえり分ける」方法をご紹介します。
ぜひ、チェックしてみてください。

 

☆グーグルCIOが実行する情報整理術「不必要な情報はえり分けろ」
1、えり分けは、不要な情報を記憶するのを避けるためのテクニック。
  目的に応じて、重要な情報だけ残し、そのほかはいっさい無視する。
2、いざ読書する段になったら、4本の蛍光マーカーと、明るめの色(紫色など)のペンを用意する。
3、ページをざっと読みながら、読んでいる目的にとって重要だと思われる内容を探す。
4、興味のある内容が見つかったら、カラー・ペンを使って、その脇の余白に☆マークをつける。
  この時点では、☆をつけた内容同士に関連性がなくてもかまわない。
  単純に、重要そうな文章にマークをつけていく。
5、一つの章を読み終えたら、カラー・ペンで☆マークをつけた文章や段落だけ読み返す。
  この読み返しの段階では、情報の目的に応じて、☆マークのついている項目を大きく4つに分類する。
  そして、各分類に色を割り当てる。
6、例えば、数学の教科書の章を読み終えた時は、次の分類と色を使った。
  ①黄色の蛍光マーカーは、新しい用語や概念の定義を表す(記憶することが目的)。
  ②ピンクのマーカーは、数学の公式やその変化形を表す(パターンを見つけ出すことが目的)。
  ③青色のマーカーは、理解できなかった部分を表す(後で詳しく読み返すことが目的)。
  ④緑色のマーカーは、練習問題の解答を表す(自分の解答と照らし合わせることが目的)。
7、情報を色分けすることで、一見すると関連性のない文章の巨大な一枚岩を、関連性のある
  細かな石片へと砕き割ることができる。
  これにより作業が100倍も楽になる。
8、次に、2回目の読み返しを行う。今度は、マーカーのおかげで通り道が歴然としているので、
  じっくり読み返しながら、各部分の意味や、ほかのマーカーの箇所との関連性を見極められる。
9、これにより、その章の重要な情報のパターンをとらえ、物語を築き上げることができる。
  すると情報に文脈が生まれ、記憶しやすくなる。

 

 

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↑単なるノウハウだけではなく、結構深い話の本です。