星4つ!知的生産の技術を凌駕する!「勝間流・読書投資7か条」

かつてベストセラーを乱発されていた頃の勝間和代さんの著書「効率が10倍アップする新・知的生産術」を読みました。
知的生産の技術関連の図書の大定番である梅棹忠夫さんの「知的生産の技術」を凌駕しようと言う、非常に野心的な本で、デジタル時代の知的生産性の向上法について、「これでもか!」と言う位、ノウハウが満載で書かれていて、一気に読ませます!

 

この著者の大きな特徴は、目的を達成するために、その直接的なノウハウだけでなく、
準備やツール、生活習慣等についても深く言及されている点で、本書でもその特徴は遺憾なく発揮されています。

 

今日は、同書より、「勝間流・読書投資7か条」をご紹介します。

 

☆「勝間流・読書投資7か条」
1,本は著者との対話。対話しているつもりで読む。
  読み手も積極的に相手に質問を問いかけるつもりで読むことで、より、深い読書が実現できる。
2,すぐに読まない本でも、とりあえず買っておく。買わない本は読まない。
  情報に対し価値を認めて対価を払えば払うほど、自分にもいい情報が入るし、
  その情報を使って対価が入りやすくなる。
3,5000円以内の本は迷わず買う。飲み代1回分だと思えば惜しくない。--2000円以上の本に眠る宝の山。
  人が敬遠する高い本こそ、すばらしい情報が眠っているかもしれない。
4,自分のテーマのアンテナを張っておくと、自ずと必要な情報が目に入ってくる。
  世の中には沢山の本があって選ぶのに迷う。買う本について自分のテーマを5つ位持っておくと迷わない。
5,ベストセラーは読みやすいが、中身が濃いとは限らない。良書は自分で探す。
  ベストセラーば読みやすくいい本が多いが、必ずしも情報入手と言う観点からはとんがっている本とは限らない。
6,保管しておくのは買った本の10分の1でいい。大事なのは頭の中に残していくこと。本は読んだら捨てる。
  著者がいいたかった骨子をしっかりと掴み、その骨子を自分の考えに取り込むことがより重要。
7,本を読む時は速読スキルを含め、スピード最優先。線引きやまとめ書き等、面倒なことはしない。
  線を引かず、あえて自分でフックを作って、頭の中に格納していくクセをつける。
  読んでいることを自分の言葉に置き換えて理解し、自分のテーマの情報ボックスにキーワードや、
  関連情報として格納し、後で思い出せるようにする。

 

 

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↑ビジネス書にしては厚い本ですが一気に読めます。お勧め!