はみ出し銀行マンがコッソリ教える「こんなニュースが出たら株の買い時だ」

先日ご紹介した「はみ出し銀行マンの投資戦略」の中で、横田氏はインデックスファンドとETFを勧めていましたが、とは言え、株関係はいつ買うかが難しいところ。

 

それを知りたい!と言うニーズに応えた同じ本にありましたので、
ご紹介します。

 

☆はみ出し銀行マンがコッソリ教える「こんなニュースが出たら株の買い時だ」
1,日銀による大幅利上げ。
2,日銀による連続利上げ。
3,大幅な円高。(←輸出産業にマイナス)
4,アメリカ経済のハードランディング。(←住宅販売の再度落ち込み等)
5,海外株式市場の暴落
6,原油価格の再高騰
7,大きな企業不正事件の発覚
8,選挙での自民党敗北
9,北朝鮮問題の深刻化

 等々。つまり、相場が急落した際に仕込め、って言うことです。

 

 

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↑これからタネ銭を作ろうと言う人には向きませんが、ある程度資産がある人は必読の本です。

 

リクルート元社長・江副浩正さんが語る「リクルート10の経営理念」

リクルートの元社長・江副浩正さんの新刊「リクルートのDNA」を読みました。
江副さんの本は既に、数冊出ていますので、これ以上いったい何を書かれたのだろう?
と思っていたのですが、江副さんがこれまでの経験から得たノウハウがコンパクトにまとめられていて、とても読み応えのある本でした。

 

珠玉の名言集になっていて、読めば読むほど味が出る内容です。
ぜひ、買って一度チェックしてみると良いと思います。

 

リクルート元社長・江副浩正さんが語る「リクルート10の経営理念」
1、誰もしていないことをする主義 
  リクルートは原則、これまで世に無かったサービスを提供して時代の要請に応え、高収益を上げていく、
  ビジネスモデルになっている。既存の分野に進出する時には、別の手法での事業展開に限定する。
2、分からないことはお客様に聞く主義
  大切なことは自分の意見を持ってお客様の意見を聞く姿勢にある。
3、ナンバーワン主義
  リクルートの同業者が出れば、それを歓迎する。後発企業の良い所はドンドン真似をする。
4、社員皆経営者主義
  リクルートのなかにスモールサイズの会社を数多く設立していく。
  定期的にカンパニーごとの収支計算を行い、高い収益にはそれに見合う報酬を、と言う考え方を取る。
5、社員皆株主
  リクルートは社員の会社。経営者は株主である社員の中から選ぶ形態を取る。
6、健全な赤字事業を持つ
  今の事業の高収益はいつまでも続かない。いつも新しい事業の立ち上げを続け、永遠の繁栄を指向する。
7、少数精鋭主義
  リクルートの少数精鋭主義は、「少数が精鋭を育てる主義」である。
8、自己管理を大切に
  自らが成長できるか否かは、自己管理をできるか否かにかかっている。
9、自分のために学び働く
  リクルートは、仕事が楽しい、仕事を通じて学ぶことを喜びとし、そしてその道のプロになる。
10、マナーとモラルを大切にする
  マナーの悪い企業であれば、良い顧客、良い取引先はやがて離れていく。

 

 

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↑最近も江副さん紹介の本は出てますが、ノウハウ本としてはこれが最高です。



若手ビジネスマンの必読書!大前研一さんの「実戦!問題解決法」が教える「PSAがすぐ理解できる『3つの原則』と『3つのステップ』

大前研一さんの書籍「実戦!問題解決法」を読みました。
大前さん得意の所謂、PSA(プロブラム・ソルビング・アプローチ)本なんですが、
初心者向けの本としては、この本がイチバンのお薦めです。

 

もちろん、大前さんのPSA本としては「企業参謀」がピカ一なんですが、
やっぱり、時代を経て、内容がちょい古かったのですが、
今度の本は、それよりも内容も新しく、新鮮な気持ちで読めますし、
より、内容が易しくなっていて、PSA初心者には打ってつけの本です。

 

今日は、その本の中から、「PSAがすぐ理解できる、『3つの原則』と『3つのステップ』」を、ご紹介します。

 

☆「実戦!問題解決法」が教える「PSAがすぐ理解できる『3つの原則』と『3つのステップ』
PSAの原則】
①全ての問題は解決できる、という強い信念を持つこと。
  「しょうがない」と思った時点で思考は停止し、解決できる問題も解決できなくなる。
  問題解決は、その人が持っている意欲と目線の高さに比例して可能になる。
②常に「What,if・・・?」と考えよ。
  PSAでは「もし答えがあるとすれば、どういう範囲にあるのか、どういう感じなのか」と考えてみる。
  「もし、状況がこうなったら、どのように考え(あるいは行動、反応し)たらよいか」。
③原因と現象を混同するな。
  多くの場合、5割以上のウェートを持っている原因は1つだけある。
  たくさん問題がありそうに見えても、1つの原因が現象として色々な形で問題として出てくるだけ。
  現象に1つ1ついちいち対応していてもキリがない。原因を潰さなければ、絶対に問題は解決しない。
【実戦のステップ】
①足して100になる質問で問題の原因をあぶりだす。
  これを緻密な論理を組んで実行しないと、原因が指摘した問題の外にある場合もあるので、解決しない。
  最初に問題を見つけていくための設問の中で、絶対にその外側に問題はないという論理構成をする。
②問題の本質が見えてきたら仮説を立てる。
  「足して100になる」設問を山のように繰り返して原因のレンジを狭めたら、仮説を立てる。
③仮説を実証するためデータを収集し証明する。
  その仮説を実証するために証拠となるデータ、事実を集め、その証拠からそれに違いないということを、
  証明していく。
  このプロセスではA=B、B=C、であればA=Cである論理を使う。これがロジカルシンキングであり、
  問題解決アプローチの中では最も重要なプロセスである。

 

 

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↑とにかく経営幹部を狙う人は必読の本です。絶対お薦め!



『3分ライフハッキング』式 「モノをなくさない13のHacks」

会社、会社で忙しい生活を毎日送っていると、
どうしてもモノをなくしてしまいますよね。

 

なくさないまでも、モノを探す時間そのものがムダで、
一説によると、通常のビジネスマンで、一年間にモノを探す時間に150時間も、
充てているのだとか・・・。
ホント、そんなムダは避けたいですよね。

 

そこで、ご紹介したいのが、書籍『3分ライフハッキング』に掲載されている、
モノをなくさない13のHacks」です。

 

この本、元々は、webサイト「It-medhia」さんに掲載されていた「3分ライフハッキング」をまとめたもので、非常に実践的なネタが満載で読み応えがあるものです。

 

☆『3分ライフハッキング』式 「モノをなくさない13のHacks」
1,所持品の色はわざとバラバラにする。
2,ポケットの多すぎるバッグの利用は慎重に。
3,ツールを持ち運ぶ範囲は限定しておく。
4,重要なモノは床近くに置く。
5,書類のサイズは統一する。
6,「積む方向」と「見える方向」は反転させる。
7,収納状況が外観で判別できる収納ツールを用いる。
8,収納は引き出しよりも棚を選ぶ。
9,使用後にいちいち元の位置に戻さない。
10,五感にフルに訴える目印をつける。
11,なくすとすぐ分かるモノと一緒に置く。
12,コピーできるものは他人に配布してしまう。
13,感情が高ぶっているときにモノの整理整頓をしない。

 

 

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↑ハックものの本は沢山ありますが、こんなに実践的なノウハウがてんこ盛りの本はありません。要チェック!



Fantasistaさんが教える勝つ投資家になる秘訣!「トレード日誌を書け!」

どうせ株式投資をやるのなら、勝ちたい、儲けたいものですよね。
そのために、様々な投資関連の書籍が刊行されていますが、
実際のところ、なかなかグロスで儲けることは難しいものです。

 

勝つ投資家になる秘訣は、「トレード日誌を書け」と提言するのが、
かつてのカリスマネット投資家Fantasistaさんです。

 

すべての自分のトレードについて、検証することが上級者への第一歩だそうです。
今日は、そのノウハウをFantasistaさんの著書「サラリーマンしながら株で月収4000万円稼ぐ会社四季報で儲ける売買法」より、ご紹介します。

 

☆Fantasistaさんが教える勝つ投資家になる秘訣!「トレード日誌を書け!」
1,勝つ投資家になる秘訣は、「トレード日誌」を書くことである。
2,「何がいけなかったか」「利食いの判断は正しかったか」「参入した時期は正しかったか」
  と言った反省点をまず、自分のノートに書くこと。
3,負けの原因を書いて、それを1つずつ撲滅していくことが大事。
4,書くうちに、同じ言葉を何度も書いていることに気が付くはず。
  「ロスカットが遅れた」「ムリなポジションをとった」「売りが早すぎた」等々。
5,株式投資心理的な面も大きいので、そう簡単に負けの原因を無くせないが、
  1つ1つ消していくことが勝利への近道である。
6,ノートに書くべき項目は、
  ①銘柄名、②株数、③買った日付、④買った理由、⑤ロスカット利食いの目標、
  ⑥売った日付、⑦売った理由、⑧損益、⑨トレードの反省点を書く。
7,大事なことは、④買った理由と、⑦売った理由。
  これらをチェックすることで、必ず投資の実力は伸びていく。

 

 

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↑タイトルを見ると四季報の使い方だけの内容に見えますが、株式投資一般に学ぶところが多い本です。名著。



中島孝志流「ポスト・イットの貼り方・剥がし方」&「リスト化の効用」

中島孝さんの書籍「仕事がはかどりすぎて困る!どうにも素敵な文具術」を読みました。
タイトルは文房具と付いていますが、各文房具の紹介と言うより、
中島さん流の文房具を使った知的生産の方法について書かれています。

 

かなり中島さんの他の本とダブルところはありますが、
他の中島さんの本以上に細かく文房具を使った生産性の上げ方の話が書かれていて、
私的には満足できました。
中島さんの他の情報整理モノの本を持っている方は、横に置かれて、合わせて読まれると、理解が高まると思います。

 

中島孝志流「ポスト・イットの貼り方・剥がし方」&「リスト化の効用」
【中島流ポスト・イットの貼り方・剥がし方】
1,ポスト・イットは、TPOに合わせて使い分けている。
  ①大型のポスト・イットはメモ替わり。伝言メモにも使う。
  ②中型サイズのポスト・イットは、本を読む際に使い、要点を書いて該当ページに貼っておく。
  ③小型の「見出し用」のものは、自宅問わずあらゆる場所に置いて、思いついたら即メモに使う。
2,ポスト・イットでチェックする場所は2か所。
  ①「あっコレは目から鱗!」と言う場所、②「これは違うだろう?」と言う反論の部分。
3,目から鱗部分は、連想モードを刺激。「こう考えたらもっと面白くなる」「もっと発展させよう」。
  反論部分は他人と違う「売り」になる部分。よく練って自分のオリジナルの論点に磨こう。
4,単行本や雑誌等に貼り付けたポスト・イットは貼りっぱなしにせずに、パソコンで管理する。
5,後から貼り付けたポスト・イットをチェックして、まず、貼り付けた理由が不明なものは剥がす。
  残った情報だけをパソコンにインプットする。ふつうどんな厚い本でも数行のエッセンスしか残らない。

 

【リスト化の効用】
1,手帳に願望を書くことで、潜在意識が顕在意識になり、実現可能な夢となる。
2,そこで、手帳に「やりたい」「なりたい」「欲しい」「会いたい」「勉強したい」リストを書き込む。
3,具体的なリスト候補は以下のとおり。
  ①TODO リスト 「こんなことをやりたい」「こんなこともしたい」と言う夢リスト。
  ②TOBE リスト 「こうなりたい」と言う変身願望を赤裸々に書くリスト。
  ③TOHAVE リスト 「何が欲しいか」「何を所有したいか」と言う夢リスト。
  ④TOMEET リスト 「どんな人に会いたいか」「どういう人に会うべきか」と言う夢リスト。
  ⑤TOSTUDY リスト 「何を勉強したいか」「何を勉強すべきか」と言う夢リスト。
4,夢を漠然と空想するのではなく、夢を計画にするためにも1つ1つリストアップすることが大切。
  リストアップして初めて「こんなことがしたかったんだ」と改めて明確になる。
5,漠然とした夢が具体的な計画に切り替わるためには、「数字」と「方法論」が必要。
  とくに「数字」=「日付」を決めれば、必至になって方法論は思いつくものだ。

 

 

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↑この本は編集がしっかりしているのでお薦めです。



川又三智彦流 隠れ家向きの喫茶店の探し方

毎日、家と会社の往復だけでは、人生に幅が生まれません。
そこで、家と会社の間に「隠れ家」を作って、人生の幅を広げなさい、と言うのが、
ウィークリーオフィスで有名な川又三智彦さんが書いた「1000億円失って―情報整理があなたの危機を救う」と言う本です。

 

ただ、カンタンに隠れ家と言っても、お金がなきゃあ、実現しません。
そこで、同書の中で、川又さんは茶店を隠れ家替わりに使うことを提案しています。

今日は、隠れ家に向いた喫茶店の探し方を、その中からご紹介します。

 

川又三智彦流 隠れ家向きの喫茶店の探し方
①メニューの平均単価が高い方が良い(長居をしても追い出されにくい)。
②客の年齢層が高い(静かだし、必ず何かいいことがあるもの)。
③敷居が高い(ビルの2階や地下等、一見入りにくい店の方が良い)。

 

 ①~③の条件が揃うと、おばさん連中や学生等に騒がれる確率が低くなるそうです。

 

④店内が広い(待ち合わせには不便だが、隠れ家として使うには良い)。
⑤テーブルの上が広い(書き物ができる。ノートパソコンの持込もやりやすい)。
⑥トイレが広い。
⑦漫画や週刊誌が充実している(ふだん読まない雑誌が読めて、コストパフォーマンスが上がる)。

 

 

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↑地獄を見た経営者だけば書ける究極の情報整理ノウハウ。