ジャーナリストの東谷暁さんは、
幾つかの出版社を渡り歩きながら、数多くの情報整理本のヒット作を
作ってきたカリスマ情報整理家です。
今日は、東谷さんの情報整理のノウハウを、同氏の著書「困ったときの情報整理」より、ご紹介します。
情報整理に関心のある方はぜひ、チェックしてみてください。
☆カリスマ情報整理家の「雑誌・書籍の読み込み方」
1、書籍は基本的にノートだと見なす。
傍線や書き込みをドンドン入れながら、読むこと。
2、傍線は和書は鉛筆、洋書はボールペンと決めている。
本当は鉛筆で統一してもよいのだが、洋書の場合には辞書を引いて、初出単語なら赤線を引く癖があるので、
赤ボールペンになった。
3、傍線を引いた上、引用に使えるような重要な部分だったら「重」、主張として意外に思った部分には「注」、
面白いと思ったところには「!」もしくは「int!」と記号をつける。
4、場合によっては「なんだ、これは」とか「バカじゃないのか」などと書いてしまうこともある。
そのときの自分の素直な反応を文字にしておくのは、あとで読み直すときに役立つ。
5、図書館からの借り物の場合には、ポストイットを使って同じような作業をする。
線を引きたいところにはポストイットを貼り、そのとき頭に浮かんだこともポストイットに短く記入する。