最近のビジネス現場では以前に比べて、
プレゼンを始めとして人前で話す機会が本当に増えました。
しかし、その割にうまい人って多くないんですよね。
うまく話せない理由の一番はやはり「あがってしまうこと」。
そこで今日は、泉田豊彦さんの「仕事を楽しむ〈技術編〉 」より、
あがらないで話すコツをご紹介します。
あがり症の方、ぜひチェックしてみてください。
☆「あがらない話し方のコツ」
1,まず大切なことは、自分の持ち時間は何分くらいなのかを知り、自分の話し方では
どのくらいのことを話せるかをつかんでおくこと。
2,ニュースのアナウンサーは1分間に原稿用紙1枚分の分量を読むというが、
これは聞き手の反応が直接受け止められない場合である。
人前で話す時は、もっとゆっくり、その4分の3ないし、2分の1くらいの分量で十分。
3,ついで、その会の段取りや順序を知っておく。何番目に話すのか、他の人はどのようなことを
話すのかを確かめておく。
自分は最後だと思っていたら、急に自分の出番になってあわて、カーッとすることもある。
4,このことを知ったうえで、話の準備をしておく。
レジュメをつくり、話す内容を確認しておく。
5,具体的には話したい内容を5~6段階に分けて、たとえば、
①現状、②その分析、③問題点、④解決法、⑤まとめ、として柱を立てて、
それぞれに話す事例、考え方を書き込んでおく。
6,それを前日リハーサルしてみる。
声を出さなくていいので、出だしはこんな感じで行こうと頭の中で予習をしておく。
7,いざと言う時のため、笑いのネタを仕込んでおくといい。
笑いを誘い、聞き手も自分もリラックスしてから本題に入ると、あがらない。
8,あとはうまくいった場面を頭に描きながら、その場に臨めばよい。