最近のパソコン流行りの風潮のなか、
アナログのノート術が脚光を浴びていますが、
評論家の東谷暁さんもその一人。
今日は東谷さんのノート術のノウハウを
同氏の著書「困ったときの情報整理」より、ご紹介します。
☆東谷暁さんのノート術
1、取材で使うのは、コクヨのB5判B罫線ノート。
2、取材中、文字は左のページだけに一行置きに書いてゆく。
右のページはまっさらなままに空けておく。
3、あとで思い出して書き加える場合は赤ボールペンを用いる。
4、穏やかな取材で座って話を聞く際には、ノートに書いている文字が取材される人にも
見えるようにする。
こうすれば、取材されているほうも安心して話ができるし、聞き損なって間違った
言葉を記入すると、指摘してくれることもある。
5、取材が終わってからなるだけすぐに、赤ボールペンで思い出せるかぎりすばやくメモを
補充する。
6、作業場に帰ってから、空けてある右ページを使って、これまで考えていたこととの矛盾を
記したり、準備段階で作ったポストイット・メモを貼付けたりする。