確かなデータに基づいた独自の視点で人気の論客が、
元マッキンゼー日本支社長の大前研一さん。
今日は大前さんの情報整理のノウハウを、
AERA別冊の「アエラビジネス 日本経済の新常識」の同氏の記事よりご紹介します。
☆大前研一流「世界経済を泳ぐ超”情報整理術”」
1、最低3回同じニュースを読む。
朝5時に起き、毎日4時間、情報の収集・整理にあてている。
情報のテーマは年に1回設定し、チェックする。
興味のあるニュースがあれば、ネット上のフォーラムやメールでいいから、
自分の意見を発し、フィードバックをもらうといい。
仲間との会話が情報を血肉に変える。
2、重要だと思ったらコピペして引き出しに入れる。
情報収集を始める前に、興味の引き出しを作っておく。
パソコンにテーマ別フォルダを作っておくとよい。
テーマに関連した情報やニュースがあったら、テーマ別フォルダにコピペして入れておく。
それは「いつか見るため」ではなく、後で自分の見解をまとめるために使う。
3、人の力を借りろ。
情報収集にはほかの人の力を借りるのが手っ取り早い。
ひとりでゼロから始める必要はない。
4、飛行機で隣の人に話しかける。
自分の人脈では知り合えない未知の人物が座っている。
話しを聞いて、徹底的に質問し、自発的に考える材料にする。
5、出張や旅行では寄り道する。
とにかく現場主義。実際に見聞きしたり、身近で起こったりしたことから、
証拠を積み上げていく情報が重要だ。