ベストセラー作家・本田直之さんの「レバレッジ・メモ投資術」

ヒット作「レバレッジ・リーディング」に続く、本田直之さんの書籍「レバレッジ・シンキング」がまた、売れました。
内容ももちろん良いのですが、「レバレッジ」と言うキーワードがまた、パンチがあったようです。

 

その時、早速、買って読んだのですが、面白かったのが、「レバレッジ・リーディング」で紹介されたレバレッジ・メモを使った投資術の話。
たしかに、株式投資の材料の話って、良く本や雑誌で読むのですが、もう一つ自分の中で消化できずに、役立てられていませんでした。

 

この本にある「レバレッジ・メモで投資を行う」テクニックはその面で大変、役立ちそうです。
今日は、「レバレッジ・シンキング」より、レバレッジ・メモ投資術をご紹介します。

 

☆ベストセラー作家・本田直之さんの「レバレッジ・メモ投資術」
1,読書して気になった部分をパソコンに入力、それをA4サイズにプリントアウトしたものをレバレッジ・メモという。
2,毎年年末にレバレッジ・リーディングを行い、メモを作り、翌年の経済予測を立てることを習慣にする。
3,具体的には、年末は「経済予測本」を多読し、翌年及び今後3年間の見通しを立てる。
4,本を読み始める前に、自分なりの仮説を、それまでの知識と経験から立てる。
5,仮説を持たずに読むと、焦点が定まっていないので、重要だと思うポイントが幾つも出てきて、
  本が線だらけになってしまう。
6,事前にしっかりした仮説を持っておけば、仮説を検証するための読書に変わり、
  1冊にかかる時間も少なくなる。
7,仮説を立てたら「経済予測本」を20冊ほど読む。何冊も読んでいると自分の仮説に合う本合わない本が出る。
8,双方の意見を見比べながら、客観的に考え、よりしっくりしきた記述に線を引き、
  後からレバレッジ・メモにまとめる。
9,そしてこのレバレッジ・メモを活用する。たとえば、投資先を決定する際の参考資料にする。
10,レバレッジ・メモをまとめた後も、繰り返しメモを読み、自分の考えにしっくりする部分に赤線を引いたりして、
  使いこなす。

 

 

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↑前作に続き売れ行き良好のようです。