わらし仙人の売れる「小冊子文章術」

香川県高松市の番町書房の店長わらし仙人さんが書く本はどれもユニークで面白いのですが、同氏の書籍「小冊子で稼ぐ」も非常に楽しくかつ役立ち本として読めました。

 

本の主旨は、小冊子ビジネスで情報起業家になって儲けようと言うものですが、
私がとくに面白かったのは、「売れる小冊子の書き方」の部分です。
短い文章をどのように書けば読者の興味を引くことができるのか?

3万冊の本を読んだと豪語する著者のノウハウが活かされていて、
非常に興味深い部分でした。

以下にそのノウハウをご紹介しますので、チェックしてみてください。

 

わらし仙人の「小冊子文章術」
1,テーマは、「生老病死」等の普遍的なものを選ぶ。
2,「知識」と「経験」をうまく混ぜ合わせることがコツ。
3,文章の中にうまく、起承転結を入れる。
4,最後には必ず「落差」を織り込んで、「クライマックス」を設定する。
5,文章は「5・7・5調」で読むと読み手が読みやすい。
6,春夏秋冬の「季語」を入れると、読者に親近感が芽生える。
7,詩のように韻を踏むと読者の感動を呼ぶことができる。
8,文章に読者の潜在的な不安をあおり立てるような要素を入れる。
9,喚起した不安を、生きるか死ぬかの大きな問題に膨らませる。
10,もったいぶってその解決方法を教える。
11,再度顧客が危機的な状況にいることを教える。
12,顧客に残されたチャンスは1回しかないことを強調する。
13,説得する文章は長ければ長いほど効果的。
14,既に商品を買ったお客さんの推薦文があると尚更効果的。
15,顧客の「錯覚」をうまく利用して、欠点のある商品を素敵な商品に変身させる。
16,小冊子文章術の極意は物語化すること。説得力がグンと高まる。

 

 

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↑売れる文章を書きたい人必読の本です。