文具王・高畑正幸さんが教える「オフィス用品の一歩先行く使い方」

「文房具通選手権」で3連覇を果たしたのが、自他共に文具王として認める、
サンスター文具高畑正幸さん。

 

高畑さんは、仕事はもちろんのこと、私生活でも文房具を活用する方法を
常に考案して、一歩先行く使い方を提案しています。

 

今日は、「 できる人の実践前倒し仕事術 」より、高畑さんのノウハウをご紹介します。


☆文具王・高畑正幸さんが教える「オフィス用品の一歩先行く使い方」
1、自分用の重要書類は黄色い紙にすると、書類の束の中でも一目瞭然になる。
  定型書類の表紙は用途ごとに色を決め、ホチキスで留めておくという方法もある。
2、名刺を原寸大でコピーし、保管する際には、黒い手帳を重ねて印刷するとよい。
  これだけで縁がはっきり出て、名刺サイズに切りやすくなる。
3、場所をとるティッシュ箱は机の裏に貼り付けよう。
  箱に切り込みを入れて、マグネットクリップを挟むと、絶対に落ちずに便利。
4、最新の書類を見分けるにはマーカーの重ね塗りで。
  毎回、最新のものには緑色のマーカーで縁に線を引いておく。
  同時に古くなったものには、ピンクのマーカーを重ね塗りする。
  こうすると色が混ざって濁色になり、新旧が見分けやすい。
5、面ファスナーでカバンの中の物を整理し、取り出しやすくする。
  こうすれば取り出しにくい思いをせずにすむ。
6、書類を綴じる時はめくりやすいよう紙をずらして段々にする。
  たったこれだけで、俄然、紙がめくりやすくなる。
7、間違い探しは白黒コピーと緑のマーカーで行う。
  目に優しい緑色のマーカーでチェック済みの白黒の項目を潰していく。
8、落とすとマズイ手帳には名刺を張って報酬も書く。
  モールスキンの手帳は、「As a reward」と、拾った場合の報酬を書き込む欄が設けられている。
9、お札形のメモを財布に忍ばせておく。
  こうしたメモも、01と同じく黄色のコピー用紙で作ると、後で混ざりにくい。
10、セロハンテープではなくマスキンテープを常用する。
  「張ったら、剥がせない」と言うプレッシャーがなくなり、気軽に使えるようになる。

 

 

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↑高畑さんの豊富なノウハウが学べます。



内田和成さんの著書「スパークする思考」より、「頭にレ点を打つ方法」

「仮説思考」のヒットで有名な内田和成さんの著書「スパークする思考」は、またまた発想のヒントに満ちた好著です。
今日は同書より、「頭にレ点を打つ方法」をご紹介します。

 

☆内田和成さんの新刊「スパークする思考」より、「頭にレ点を打つ方法」
1、常に問題意識を持つ。
  まずは仕事に関係のあることで興味のある分野を認識すること。
2、問題意識を持っていれば、何かと頭に引っかかることが出てくるはず。
  その際、頭にインデックス(印)を付ける、すなわちレ点を打つ。
3、読んでいる本や雑誌が面白ければ、まずは該当箇所に線を引く。
  ボールペンでもサインペンでもいい。とにかく手を動かすこと。
  視覚に訴えることが大切で、その後は何もしないし、忘れてよい。
4、読んだ内容に触発されて思いついたことがあれば、それは本の余白に記入しておく。
  書くものが何もないときは、本であればページの端を折り曲げる。
5、新聞や雑誌の場合は、切り抜きを行う。
  切り抜くためのはさみや時間がなければ切り裂いておく。
  手を動かして切り抜いたという行為が脳にレ点を残すことになる。
6、何か現象・事象を見て思いついた場合や、単におもしろいと思った場合は、
  メモをとるか写真に残す。
7、メモは専用のメモ帳を使っている。
  ロディアという10×7くらいの小型のメモ帳である。
8、写真はカシオの名刺サイズの薄型デジカメを愛用している。
9、人に話すのも極めて有効な脳に残す方法である。
  その内容を自分なりに反芻して人に話したことは、記憶に残りやすい。

 

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内田ファン必読の本です。

 

脳の能力をフル活用する画期的学習法「フォトリーディング学習法」

人間の脳は、その能力の数パーセントしか使われておらず、
まだまだ人間には無限の潜在能力が眠っているとよく言われます。

 

その潜在能力の一部を活用するのが「フォトリーディング学習法」。
従来の読書では余り使われない右脳のイメージ情報処理を活用し、
脳に短時間でインプットした大量の文字情報を、無意識で処理させる、
学習法です。

 

今日はそのノウハウを「勉強術」の、
カリスマインストラクター山口佐貴子さんの記事より、
ご紹介します。

 

☆脳の能力をフル活用する画期的学習法「フォトリーディング学習法」
1、本を読む目的を決める。
  最初になぜこの本を読むかという目的を設定することが重要。
  目的を持つことでこの本をどれだけ時間をかけて、どれだけ詳細に読むかを
  決められるので、時間を有効に使うことにつながる。
2、目的に照らして読んだ本に読む価値があるかどうか決める。
  読みたいという気持ちがない場合は読むのをやめる。
3、フォトリーディングをする。
  文章を「読む」のではなく、写真を撮影するように、本の情報を脳に送り込む。
4、質問を作る。
  脳にインプットされた情報を意識的に取り出すための「質問づくり」を行う。
  質問を作ることで、その答えを脳が自動的に探し始める。
5、実際に本を読む。
  質問に対する答えを効率的に取り出すため、特有のリーディングテクニックを使う。
  マインドマップを使って読書メモを取ることで、答えを連想で引き出したり、
  記憶に定着させやすくなる。

 

 

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↑最速で結果が出せる勉強術のノウハウが詰まっています。



三輪裕範さんの「必ずアイデアを生み出すノート術」

週刊東洋経済」2008年6月16日号「最強の読書術」は、
充実した内容で読書家に大変好評でしたが、
中でも注目を浴びたのが、伊藤忠商事の三輪裕範さんの読書術です。

 

普通のサラリーマンが、日常業務をこなしながら、知的生産を行うことを可能にする、
ノウハウは多くのサラリーマンの注目を浴びました。

 

そこで今日は、三輪さんの著書「 ビジネスマンのための40歳からの本を書く技術 」より、三輪さんのノウハウをご紹介します。
ぜひ、チェックしてみてください。

 

☆三輪裕範さんの「必ずアイデアを生み出すノート術」
1、知的生産のための読書の基本は、本を読んだら抄録をノートにまとめる。
2、そのために、よい見出しをつける。
  抄録文を的確に表現する見出しをつける。
3、厚めのノートを使用する。
  新しくて面白いアイデアや着想を生み出すには、ある一定数の見出しや文章が必要となる。
  コクヨのキャンパスノート「100枚 ノー10b」を使用している。
4、抄録する本のページ数を書いておく。
  自分が書く文章の中で抄録に載せた文章を引用したいと思っても、ページがわからないと、
  引用文としての価値が下がってしまう。
5、抄録する文章は厳選する。
  抄録する前に、その本の中で赤線や◎をつけた箇所をもう一度サッと眺め、同じような主旨の文章が、
  何箇所かあれば、抄録するのはその中の1つに絞り込む。
6、手書きによって記憶する。
  読んだ後に手書きで抄録すれば、記憶も確かになり、読んだ内容を簡単に忘れることもなくなる。
7、週末を利用して抄録する。
  主に日曜日の午後、二時間くらい使って、その週に読んだ本の抄録を行う。
  抄録に使う時間は最大でも2時間まで。
  抄録は1週間に1冊とする。
 
  

 

 

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↑読書術とありますが、知的生産の本でもあります。



仕事の生産性を劇的に向上させる!「仕事のシステムをルーティン化させる方法」

ビジネス書の名著「机の上はいらないモノが95%」は、以前同じ著者が書いた「 気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ 」の続編とも言える本で、
こっちの方が薄くてコンパクトに読めるので、お得な本です。

 

タイトルを見ていると整理術の本のように思えますが、
実際は仕事の生産性を上げる方法がシステム化されて解説されています。

 

今日は同書のノウハウを、同書よりご紹介します。
忙しいばかりで能率が上がらないとお嘆きの貴兄、
ぜひチェックしてみてください。

 

☆仕事の生産性を劇的に向上させる!「仕事のシステムをルーティン化させる方法」
1、1日の計画を立てる。
  ①予定を確認し、書き漏れがあれば書き込む。
  ②7つの最重要課題を選び、TODOリストに優先順位をつける。
  ③一日のうち「集中時間」を決めて、集中して仕事を行う。
  ④1時間以上かかるタスクは「タイムスケジュール」に書き込む。
2、プランを実行する。
  ①記憶に頼らず、そのつど手帳をチェックする。
  ②すべきタスクが発生したらすぐに書き込む。
  ③「集中時間」を守る。
3、1日のクロージングをする。
  ①今日やった自分の成果を確認する。
  ②終わったタスクにはチェックマークをつける。
  ③明日以降に持ち越すタスクには「→」マークをつける。
  ④やる必要がなくなったもの、あるいは5回先送りしたタスクには、
   「×」マークをつける。
  ⑤すべてのタスクにマークがついたら、その日の終わりとする。
4、机の上を片付ける。
5、ぐっすり眠る。

 

 

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↑1100円で旧書のポイントを学べるのでお徳です。



増田悦佐さん大推薦!浜口隆則さんの「戦わない経営のためのポジショニングマップの作り方」

経営戦略関係の本は数ありますが、
「戦わない」ことこそが、中小企業経営の本質だと提言するのが、
経営コンサルタントの浜口隆則さん。

 

今日は、浜口さんの「戦わない経営」のための、
ポジショニングマップの作り方を、浜口さんの著書「戦わない経営」より、
ご紹介します。

 

☆浜口隆則さんの「戦わない経営のためのポジショニングマップの作り方」
1、競合相手をリストアップする。
  自分のビジネスの競合となりそうな相手の名前をどんどん書き出していく。
  出つくすまで書き出す。
2、一通り競合相手を書き出したら、「代替商品」の競合相手も書き出してみる。
  代替商品とは、直接的には同じ業界ではないが、お客さんの同じニーズを満たせる商品のこと。
3、競合相手の特徴をリストにして書き出す。
  それぞれの競合相手が持っている商品やサービスの特徴を、できるだけ沢山書いてみる。
  思いついたことをどんどん書いていく。思いつきでかまわない。
4、困ったら、「なぜ、お客さんがその商品やサービスを利用するのか?」を想像しながら、
  書いてみる。
5、各グループが持っている商品やサービスの特徴を比較できるように表にする。
  3で書いた特徴を見て、比較する特徴の項目を考える。
6、次に「ポジショニングマップ」の下地を作る。
7、まず比較項目の中で最も違いがあるものを2つ選び出す。
  そしてそれらをタテヨコの2つの軸で表現する。
8、下地ができたら、いよいよマップ化する。
  比較表の特徴を見ながら、それぞれの競合が、マップのどの位置にいるのかを考える。
9、「だいたいこのあたり」で大丈夫。詳細がわかったら、後で修正・改良する。
10、まずはどんどん書き込んでみることが大切。

 

 

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増田悦佐さん大推薦の経営戦略本です。



国際ジャーナリスト・蟹瀬誠一さんの手帳術「月刊予定表の使い方」

国際ジャーナリストの蟹瀬誠一さんは、ニュースキャスター、大学教授、ジャーナリスト、と八面六臂の大活躍ですが、その時間管理の秘密は一体どうなっているのでしょうか?

 

蟹瀬さんの著書「 すべての情報は1冊の手帳にまとめなさい 」が手帳術をテーマにした本ですので、今日は、同書より、蟹瀬さんの手帳術のノウハウをご紹介します。

 

☆国際ジャーナリスト・蟹瀬誠一さんの手帳術「月刊予定表の使い方」
1、キーワードを使って簡潔に書く・・・・・1日の予定は2つが限度。
2、予定のディテールは週間予定表に書く。
3、記号を使う。
4、余計な予定は書かない・・・・・不必要な情報は一覧性を下げる。
5、重要な予定は目立たせる・・・・・マーカー等を塗って目立たせる。
6、その月の目標を書く・・・・・何度も見ることで頭にインプットできる。
7、余白も活用する・・・・・使えるスペースを最大限に活用する。
8、定例の予定やブロックする日を書く・・・・・月に3日は「絶対に休む日」を作り、ブロックしてしまう。
9、月刊予定表は1か月分の予定をまとめて確認するためにある。
10、毎年の恒例行事は月間予定表に書く・・・・・結婚記念日等忘れてはいけない予定日を書く。
11、重要な仕事の締め切りも月間予定表に書き込む・・・・・できれば時間も書く。
12、変化のあった予定はわかるように残しておく・・・・・消しゴムで消さずに二重線を引く。
13、営業の目標や勉強の目標等、幾つか具体的な目標を立て記入。
   ・・・・・毎日、達成した営業実績や勉強時間等の数字を書き込み、チェックする。

 

 

 

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↑かなり実践的な内容で、一読の価値あり。まずは立ち読みしてみてください。