ウォーレン・バフェットの先生 フィリップ・フィッシャーの「最高の株を選び出すための15のポイント」

株価が下がった時は、株の勉強をするのがイチバン。
と言う訳で、今日は、成長株投資の神様、フィリップ・フィッシャーさんの著書、
「フィッシャーの「超」成長株投資―普通株で普通でない利益を得るため」より、最高の株を選び出す15のポイントをご紹介します。

 

フィリップ・フィッシャーさんは、ウォーレン・バフェットの先生とも言える方で、
得意とする成長株投資では、まだ小さなラジオ製造業者であったモトローラの株を1955年に買い、2004年まで持ち続けた目の高さでも有名です。

 

☆最高の株を選び出す15のポイント
1. その企業は、少なくとも5年は業績が大きく伸びる製品やサービスをもっているか?
2. 現在売れている製品ラインの潜在的な需要がなくなったときに、経営陣には会社の収益をさらに伸ばすような製品やプロセスを開発・発展し続ける決意があるか?
3. 研究開発費に対するリターンは十分であるか?
4. その企業は、平均以上の販売組織があるか?
5. その企業には、十分な利幅があるか?
6. 利幅を改善、または維持するために何をしているか?
7. その企業には、労働者・従業員との関係に特筆すべき点があるか?
8. その企業には、企業幹部との関係に特筆すべき点があるか?
9. その企業は、マネージメントに柔軟性があるか?
10. 企業の費用分析と会計管理は、どのくらいきちんとしているか?
11. 競争相手と比べて、どの位その企業が突出しているかを知る手がかりとなるような、その分野特有の評価できる特徴がなにかあるか?
12. 利益という点で、短期間および長期間の見通しがその企業にあるか?
13. 予測可能な未来に、企業の成長が著しいために自己資金調達が行われ、その結果株式の総数が増大し、現在の株主が予期していた利益が、ほとんど相殺されてしまうような事態になりそうか?
14. その企業の経営陣は、物事がうまくいっている時には、さまざまな出来事を投資家にどんどん話すのに、問題や損失が生じると、だんまりを決め込んでしまうようなことがあるか?
15. その企業は、完璧な経営体制を敷いているか?

 

 

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