ノーリスク・ハイリターンの法則 本田直之さんの「タスクリスト」「TODOリスト」「チェックリスト」の活用法

本田直之さんの名著「レバレッジ時間術」を読みました。
ヒット作「レバレッジ・リーディング」に続く書籍で、すーっと読めて、頭が整理される良書でした。

 

私が面白かったのは、「タスクリスト」と「TODOリスト」「チェックリスト」の使い分けの話。
一見、全部似たようなものに見えますが、実は大きく違うのです。

その辺りのノウハウを、同書からご紹介します。

 

本田直之さんの「タスクリスト」「TODOリスト」「チェックリスト」の活用法
1,「タスクリスト」は、アクティブリストのことで、「成果を出すために、今必要な仕事」のリスト。
2,毎朝、5分位でちゃちゃと作り、カレンダーを見ながら、そこで設定したゴールをクリアするために、
  いつの時点で何をしなければならないか、そのために今日、具体的に何をすべきかを落とし込む。
3,一日の仕事を俯瞰してタスクリストに書き込むことで、やるべきこと、やらないこと取捨選択する。
4,タスクリスト自体は、コピー用紙への走り書きでOK。
  とくにフォーマットも決めていないし、毎日新しい紙に替える必要も無し。
5,「TODOリスト」はその日一日にやるべきことを書き留めたリストのこと。
  目先の仕事をこなすことに主眼を置いた、順行の積み上げ型リスト。
6,タスクリストにとくにA、B、C等と優先順位は付けていない。
  成果に繋がらない仕事は最初から排除してあるので、リストの中身は全てAクラスの仕事となる。
7,タスクではないが重要な仕事の覚え書きのために、「備忘リスト」を作っている。
  TODOリスト的なものや、ランチやディナーの予約、買い物等、些細でも忘れていないものをリストする。
8,「チェックリスト」は、ルーチンワークの「仕組み化」のツールとして使う。
  セミナーやちょっとしたプロジェクト等で、一連のやるべきことをリストアップし、締切の日付まで入れて作る。
9,チェックリストがあれば、担当が変わる場合の引き継ぎも非常にカンタンになる。
10,日常生活で習慣化したいことは、どんなことでもチェックリストにすると効果を発揮する。
  いつでも見られるようにリスト化することで、忘れるストレスを感じずにすむ。

 

 

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↑往復の通勤時間もかからずに読めちゃえます。