高城剛「ヤバいぜっ!デジタル日本」 ハイブリッド日本人のススメ

高城剛さんの書籍「ヤバいぜっ!デジタル日本」を読みました。
高城さんの「デジタル日本人」以来の高城さんのファンでしたから、楽しく読ませてもらいました。

 

相変わらずの高城節はさえ渡っていて、
世界のIT、デジタルの最前線で活躍する高城さんならではの、
日本の国家としてのデジタル戦略の遅れに対する、警告は十分に耳を傾けるべきだと思いました。

 

ただ、ちょっと言い過ぎ、飛ばしすぎな感じもありが・・・。

 

今日は、本書の中から、「ハイブリット日本人のススメ」の部分をご紹介します。
ちなみに、ハイブリット日本人とは、ちょっと説明しづらいので詳しくは本書を読んで頂きたいのですが、色々なものを融合させてそのバランス点を目指すことで、新しい次なる何かを生み出す人々のことのようです。

 

高城剛「ハイブリット日本人と言うライフスタイル」
1,一つのことにこだわり過ぎず、可能である二つのことを並行して進める柔らかい発想を持つこと。
2,組合せ可能なものを探したり、組み合わせるのがうまい職業の人を評価し、観察し、真似てみること。
3,実際に、何と何を組み合わせると可能性や楽しみが拡がるかを、自分なりに試してみること。
4,マルチスペシャリストを目指し、二つ以上の分野でスペシャリストになるためにどうしたらいいか、徹底的に挑戦すること。
5,生活時間帯を見直し、住む場所を見直し、職業を見直し、自分なりのバランスポイントを早急に探しだすこと。

 

 以上のようなスタイルを持った結果、どういうことが起きるのか、と言うと、

 

地震やテロ、経済危機に直面しても、現在従事している仕事以外に収入の可能性が持てる。
②自分の可能性や楽しみが倍増している。
③生活を変えることで、発想が全く新しくなっている。

 

 

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↑新書ですが、今と言う時代を読むには非常に良い本。「ウェッブ○○論」よりはずっといいと思います。