池上彰さんの「情報収集術」

池上彰さんと言えば、NHKのニュースキャスターとしてお茶の間で有名で、「そうだったのか!現代史」などの数々のヒットを飛ばした方です。
とくに「週刊こどもニュース」と言う子供向けの番組をやっていただけあって、難しいニュースを子供にも分かるように、分かりやすく解説する技能の高さには定評があります。
今日は、その池上さんの情報収集のコツについて、「池上彰の情報力」と言う本からご紹介したいと思います。

 

池上彰さんの「情報収集術」
1,ニュースを読み解く力を身につけるためには、「ニュースの疑問ノート」をつけると良い。
  ノートの左側にニュースの概要をメモし、右側には「だから何だろう」と言う問題意識を記入する、
  後は、その後調べたり、考えたりしたことをドンドン書き加えていく。
2,新聞の記事は一定期間寝かせてから、まとめてスクラップブックに貼る。
3,スクラップはルーズリーフ用紙に、同じテーマの記事をまとめて貼る。
  大きすぎて貼りきれない場合は、折り畳んで見出しが目立つようにして貼る。
4,読書ノートは、「○月○日に○○を読んだ」と言う一行メモでOK。但し、通しナンバーを振っておく。
5,読書中にスピードが落ちたら、別の本を読むことで気分転換すると、またスピードが復活する。
6,書店通いはネットの時代にアナログな行為だが、書店はアイデアの宝庫なので、思わぬ閃きを得られる。
7,文章は情報発信のためでなく、自分の考えをまとめるために書く。
8,意識的に接続詞の無い文章を書くようにすると、論理力が鍛えられる。

 

f:id:earlyworker:20220324122852j:plain

↑池上さんの本は概ね、昔の方が内容がいいですね。