日本能率協会会長が教える「能率手帳アドレス帳とっておきの使い方」

いよいよ今年も手帳シーズンがやってきました。
文房具店や書店の店頭は、数多くの手帳で占められています。
ホントに日本人は手帳が好きなんですね。

 

そこで、ご紹介したいのが書籍「能率手帳の流儀」です。
能率手帳の発行元である日本能率協会の現役会長が書いた、
能率手帳の本質的な使い方が分かる貴重な本です。

 

なかなか読み応えのある本で、簡単なノウハウ本ではありませんが、
人生長く生きていくうえで、役立つ情報が数多く書かれています。

 

今日は、その中から、「能率手帳のアドレス帳のとっておきの使い方」を、
ご紹介します。

 

日本能率協会会長が教える「能率手帳アドレス帳とっておきの使い方」
1,携帯電話が普及して、能率手帳のアドレス帳が使われなくなったが、意外な活用法がある。
2,行きたい店や泊まってみたい旅館、見たい映画、読みたい本などのリストアップに使う。
3,具体的には、アドレス帳の1頁を二分する中心線を縦に引く。
  そうすると縦一列に8ユニット、1頁が16ユニットに分割される。ネーム、電話等のアイコン類は無視。
4,1頁、もしくは2頁見開きでひとつのテーマにして、ユニットにどんどん「やりたいこと」「行きたいところ」を、
  書き出し、達成したら日付を入れて消していく。これが楽しくて病みつきになる。
5,中心線は引かなくても構わないし、二十四分割、三十六分割でもOK。自分流にやること。
6,アドレス帳は手帳本体から取り外せるので、次の年に持ち越して使うこともできる。
7,ポイントはテーマの立て方で、「レストラン」「旅」「神社仏閣」など、素直にテーマを分け、
  テーマの横に、そのテーマのポイントを付けるとより具体的になる。「映画」の横に「感動」など。
8,また、大きなテーマの下には、興味が深まるにつれて、より小さなテーマに分けていくとよい。
  「旅」→「国内旅行」「海外旅行」→「オリエント急行」などと、専門化、細分化していく。

 テーマ分類は見識、センスが現れ、それだけで考える訓練になる。

 

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能率手帳って奥深いもんなんだなぁと感心できる本です。