こんな身体の本もあるんだ!三枝誠「整体的生活術」

中年を過ぎると、原因不明の痛みや疲れに悩まされることが多くなります。
別にこれっと言った強い症状でも無いので、医者にも行けませんし、何を飲んでもスッキリはしません。
男も更年期障害、いや不定愁訴になるんでしょうか?
思えば知人も知らない間に、やれ強壮剤だ、やれマカだと、色んなモノを隠れて飲んでいるようです。
でも、自分じゃ分かっているんです。この手の病気は一部を治しただけでは治らず、身体全体を治さなくちゃないらないことを。

 

そこで見つけたのが、三枝誠さんの「整体的生活術」と言う本です。
三枝さんは整体師さんで、野口整体マクロビオティックに詳しい方です。
そういう方が書いた本ですから、単に身体の一部を治す秘術だけを書いてある訳ではありません。
読めば、「整体が分かり、身体技法が分かり、気が分かり、生き方がわかる」そうなるような本です。
例によって、本のポイントをご紹介しますね。

 

☆こんな身体の本もあるんだ!三枝誠「整体的生活術」の秘密
1,人間は先天的な要素だけで決まるものではない。後天的な教育によっても変わるものである。
2,教育とは言っても学問だけではない。他者との関わりの中から生まれてくるようなものである。
3,誰とつながっているか、どんな人間関係に囲まれているかが、とても大きな人生の差となる。
4、①誰とつきあうか、②どんな場所に住むか、③何を食べるか、の3点がとりわけ大きな差となるので注意。
5,人間はそもそも、①睡穴(他人のエネルギーを奪う人)、②汚穴(精力的だがエネルギーを持て余す人)、
  互穴(気持ちのいい気の交流ができる人、理想型)、④閉穴(精気が無い人)の4タイプに分かれる。
6,人間は置かれた状況で、睡穴にもなるし、汚穴にもなる。だからどこの場所で出会うかが大事。
7,人生には有る特定のサイクルの変化の波がある。女性で7年周期、男性で8年周期位である。
  そういう波が来たときの波への乗り方が非常に大切になってくる。
8,下り調子の時は、次の準備をしていれば良いが、次に上り調子がやってきているのに、ぼやぼやしていると、
  ケガをしたり、危ない目にあったりする。
9,人生を変えるポイントには必ずと言っていいほど、引っ越し、転職が付いてくる。
10,男は怒りの火を消してはいけないし、人を叱る際にはポイントを3分外して叱らなければならない。
11,この服を着て出かけると良いことがある、この靴を履くとろくなことがない、そういうジンクスは実際にある。
12,どんな色の服を身につけていると、どんな事が自分に起こるか、手帳につけておくと良い。
  
 整体の本ですが、身体の事より、気や運のことが書いてあって、役に立ちます。
 長く生きていると、実感的にわかることがあり、読んでハッとすることがあります。

 

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定番本です。